2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

次はInstagramといきたいが、まずは足場を固めることにします

先日、webニュースで、インターネットを利用する60、70歳代でSNSを使う人の割合が、それぞれ前年から10ポイント以上の大幅な増加となった、という記事を読みました。 60代と70代のSNS利用、前年から大幅増…外出自粛で子や孫との連絡手段に(…

【受診の方へ】トイレとWeb予約についてのアンケートのご協力をお願いします

1月末に実施させていただいたアンケート調査でトイレとWeb予約についての要望を複数いただきました。 そこで、実際に通院している方が、どれぐらいトイレの洋式化やWeb予約を望んでいるのか、改めて2次調査させていただくことにしました。 特に、Web予約につ…

【再掲】けがが治るヒミツ~小学生との対話形式

ここ最近、ケガで受診する子が増えてきております。2021年6月23日に投稿した、ケガに関するブログ記事を再掲したいと思います。同じような時期ですね。ケガにも季節性があるのでしょうか・・・? なお、この内容は、心とからだの健康(健学社) 2019年11月号に…

【発達支援】ワーキングメモリーをカバーする方略~診察室での私の工夫の紹介

先日、こども発達支援センターのワーキングメモリー (講師:前田智行先生)に関する講演を視聴しました。質疑応答も大変勉強になりました。 ワーキングメモリーとは、作業記憶といって、作業や動作に必要な情報を一時的に記憶・処理する能力です。私は、ワー…

【副院長日記】今週も保育園健診&なんとか神経は温存か

昨日は、午前中は、保育園健診に行きました。最初は、かしわ台駅前の「ことのは保育園」2歳以下の園のためか、メンバーがだいぶい入れ替わっており、はじめましてのお子様がたくさんいました。 すだれが夏が近づいていることを感じさせてくれます 続いて、ベ…

第10駐車場へのご案内

https://www.manabe-shounika.jp/accessより 現在、当院の提携駐車場には第5駐車場 (16台)と第10駐車場 (29台)があります。第10駐車場は半年前より提携しているものの、まだまだ利用していただいている方は少なく、分かりづらいというご意見を時々いただい…

事故の共有:リニューアル商品に含まれた卵によるアナフィラキシーショック

日本小児科学会雑誌では、小児科医が共有したほうがよい事故情報が掲載されます。2022年3月号の学会誌からの報告を共有したいと思います。 以下、学会誌の内容を一般の方向けに簡潔にまとめました。 リニューアル商品に含まれた卵によるアナフィラキシーショ…

【発達支援】保護者の会への入会のススメ

先日、まなピタネットの学校関係者・支援者対象を対象とした講演会を視聴しました。テーマは「親の会ってどんなところ?~親の会の役割とは~」でした。 1) 海老名市自閉症児・者親の会(通称 海老名やまびこ) yamabiko-ebina.jimdofree.com 活動の歴史が30年…

【発達支援】性教育の難しさ&軽度知的障害女性が主人公のマンガの紹介

先日、こども発達支援研究会の講演、知っておきたい性のこと (講師:平岩幹男先生)を視聴しました。学生の性教育に使うスライドも一部使った講演で大変参考になりました。恥ずかしながら、学習指導要領では、「妊娠の経過は取り扱わないものとする」という…

翻訳アプリの差は大きい? 2022.05.26改訂

?私は英語は得意ではなく、英語圏の患者さんの診療時にはGoogle翻訳を使いながら、なんとかコミュニケーションを取っております。それでも、どこまで伝わっているのかは自信がありません。 先日、TwitterでDeeplという翻訳アプリの存在を知りました。 https…

【副院長日記】歯医者へセカンドオピニオン

その後、昼食を取り、中高の友人のM君の開業している歯医者へ、セカンドオピニオン目的で行きました。右上の奥から4番目の歯が、以前より、欠けてきており、約1年前から睡眠時にマウスピースをつけて対応してきておりました。しかし、その後も、欠けては補強…

【副院長日記】初めての大規模保育園での健診

昨日は、朝から外で活動しました。まずは、さがみ野保育園で9:45より健診。当院のお膝元であり、知っている子が大部分でした。今回は、事務のMさんが以前に、お嬢さんが保育園時代に、健診に備えて口をあける練習をしたのに、健診では喉の診察はなく残念だっ…

【発達支援外来】興味深い講演会が目白押しです

今日は、発達支援外来通院中の方にオススメしたい講演会を3つ紹介します。 1 .自閉症の息子と住んでみた! 福祉先進国デンマーク~日本人が学べること、誇れること~ 日時:2022年6月11日(土曜日)午後1時~午後3時 場所:ユニコムプラザさがみはらセミナー…

【発達支援外来】曜日はどのように教えていけば良いでしょうか?

先日、発達支援外来で、小学校低学年のお子様のお母様より「曜日はどのように教えれば良いでしょうか?」というご質問をいただきました。 私が、歌で覚えるのはいかがでしょうか?と聞いたら、すでにチャレンジしたけど、うまくいかなかったようです。 https…

【改訂版】【発達支援外来での質問】本人が1人で勉強できる教材を教えてください

先日、発達支援外来で、小学生のお子様の保護者の方より、「週1回通級で学習しているが、自宅でも本人が1人で勉強できる教材はないでしょうか?」という質問をいただきました。今は、学年相応のチャレンジタッチをやっているものの、難しくてモチベーション…

幼児の言葉の発達って奥深い 【講演会を視聴して】

先日は、こども発達支援研究主催の講演、コミュニケーションを増やす親子の『ことば』遊び」(講師:寺田なな先生)を視聴しました。 講演内容は、素晴らしく、言語発達の過程とそれぞれの段階へのアプローチを詳細に解説していただきました。小児科の外来で…

新型コロナワクチン 5~11歳への効果は31% 

今日は、今更ながら、米国3月にCDCより発表された、5~15歳への新型コロナウイルス感染症に対する、ファイザー製ワクチンの効果について解説していきます Fowlkes AL, et al. Effectiveness of 2-Dose BNT162b2 (Pfizer BioNTech) mRNA Vaccine in Preventing…

まん天餃子 さがみ野店へ行ってきました

昨日の昼は、火曜日にオープンした、まん天餃子で昼食を取りました。横浜にも店舗があるようです。私は、日光でオリエンテーリングの大会があった時、帰りは宇都宮に寄り、食べ歩きをするぐらい餃子が好きなので楽しみでした。 持ち帰りは何人か並んでいまし…

研究するのがとても大変になった

最近、クリニックでの臨床研究について某所に問い合わせたところ、以前よりも研究を企画し、行うのが難しくなったことが分かりました。 例えば、気管支喘息の患者さんの5年間の経過をカルテより振り返りまとめるというような研究を企画するとします。当然、5…

ギフテッドという言葉は意味があるのか

先日は、こども発達支援研究さんの「ギフテッド児への支援を発達障害より考える」という講演を視聴しました。とても分かりやすく、最近の流れがよく理解できました。 早速、文部科学省のHPで調べて見ました。 5.児童生徒の発達の支援:文部科学省 (mext.go…

You Tube 始めました

クリニックの1人あたりの診療時間ってどうしても限られてしまい、特に混雑時は、パーフェクトに近い診療はほぼ不可能となってしまいます。周囲には「時間には限りがある、しょうがないよ」と言われたものの、ずっと悩んでおりました。 看護師さん達に、アト…

小児科開業医はどのように発達支援に関われば良いのか?【講演内容より】

これまで、3月末に私が講演した「発達支援外来立ち上げのポイント」の内容を何回かに分けて紹介してきました。今日が最後になります。 小児科医が発達支援を立ち上げるにあたりどこまで対応するかの線引きが重要だと思います。ワクチン・健診やカゼをひいた…

児童発達支援外来の問題点 【講演会の内容より】

小児科開業医が児童発達支援外来を行うにあたり大きな問題点が3つあります。 1.診療報酬が低すぎる 2.トレーニングや自信の不足 3.診療時間の確保 です。 発達支援に興味のある小児科の先生方を対象に、少しでも発達支援に関わってくれる方が増えるといいな…

当院の発達支援外来を受診した方の転帰 【講演より】

今日は、当院の発達支援外来を受診した方の転帰についてお話します。 診断名についてはあえて割愛させていただいております。 ・対象 2020年4月~2021年8月の期間に当院の発達支援 外来を受診した患者104名 (男児75, 女児29) ・方法 診療録より後方視的に、…

発達支援外来初診時の困り事 【私の講演より】

今日は、発達支援外来初診時の困り事についてお話していきたいと思います。 ・対象 2020年4月~2021年8月の期間に当院の発達支援 外来を受診した患者104名 (男児75, 女児29) ・方法 診療録より後方視的に、初診時年齢, 診断, 性別 初診時の困り事, 薬物療法…

当院における発達支援外来の初診年齢 【講演より】

それでは、当院の発達支援外来のデータをお示ししていきたいと思います。 データは1回でお示ししたいところですが、時間の確保が難しく、細切れになってしまうことご了承お願い致します。 ・対象 2020年4月~2021年8月の期間に当院の発達支援 外来を受診した…

当院の発達支援診療はどんなことをやっているの? 【講演会の内容より】

昨日の続きです。 それでは、当院の発達支援外来はどのような診療をしているのでしょうか? まずは、現在の診療体制ですが、院長先生との2診の曜日 (月, 土) に対応しております。しかし、この体制での維持は今後難しく、秋からは縮小せざるを得ない状況とな…

小児科医の発達障害診療の実態は 【論文&私の講演より】

昨日は、発達障害は小児科医にとって日常的に診る機会があり、ある程度の対応ができる必要がありますよ~というお話をさせていただきました。 それでは、小児科医の発達障害の診療の実態はどうなのでしょうか・・? 今日は2019年に報告された熊本県での調査…

支援を要する生徒・児童は増加している 【私の講演より】

今日からしばらくは、私が3月下旬に、当院の利用 (開発協力)している電子カルテの会社Henry主催で行った講演「発達支援外来立ち上げのポイント」の内容を一部抜粋しながら紹介していきたいと思います。 小児科にとって発達支援診療は必須となっております。…

食物経口負荷試験 制限ありつつ再開します

4/30 (土)の午前終了後のカンファレンスで、食物経口負荷試験の再開について 話し合いました。食物経口負荷試験に使用する場所を、新型コロナが疑われる患者さんの対応に使用しており、そのため、負荷試験を長い間中止にしておりました。 外来を受診した食…