食物経口負荷試験 制限ありつつ再開します

4/30 (土)の午前終了後のカンファレンスで、食物経口負荷試験の再開について

話し合いました。食物経口負荷試験に使用する場所を、新型コロナが疑われる患者さんの対応に使用しており、そのため、負荷試験を長い間中止にしておりました。

外来を受診した食物アレルギーの患者さんより、「いつ再開できるんですか?」

と問い合わせをいただくことが多く心苦しく思っておりました。

新型コロナウイルス感染症の方の週当たりの人数はだいぶ減少しましたが、しばらくは今の15人前後の水準で推移する可能性がありますし、GW後に再増加に転ずる可能性もあります。しかし、そんなことを言っていたら、いつまでも再開できません。

そこで、(火), (金)の午後13:50~, 各1人で食物負荷試験を再開することにしました。

タイムスケジュールは、

集合:13:50

開始:14:00~ (14:15の時点で途中でも摂取終了)

終了:~16:00

です。

これならば、発熱患者さんと重なるリスクを抑えられると思います。

15分以内に負荷食を摂取しなければいけない、午後の時間帯のみなど制約は多いですが、全くできないよりは前進できると思い、このような形を取らせていただきました。

1度、この形で再開してみて、新型コロナウイルス感染症の状況を見つつ、今後の運用を考えて行きたいと思います。

食物経口負荷試験をご希望の方は、まずは、副院長の外来 (火・金はどの時間帯でも可, 他の曜日は要予約)でご相談ください。皆様の満足のいく形ではないかもしれませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

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