46歳になりました~クリニックは真価が問われる1年/コンパスは土台作りの1年

今日で46歳になりました。

45歳は激動の1年でした。

 ちょうど1年前のこの日に行政書士の小澤先生の放デイラボを訪問しました。

そこからスタート。クリニックの診療・運営と並行して準備を進めるのはかなり

大変でした。進むか退くかを迷ったことが何回もありましたが、無事に2024年1

月より児童発達支援事業所のコンパスを開所することができました。

嫌な顔をせずに、イラストを作ってくれたり、東京電力につながるまで電話をしてくれた事務さんに感謝です。

 事業所の運営も初めてのことばかりで大変ですが、経営者として勉強になることもたくさんあります。今のところ、良いスタッフが集まり、通所してくださるお子様も増えてきました。楽しいことばかりではありませんが、こども達の笑顔と成長を強化子に頑張っていきたいと思います。

当初は、すぐにでも保育所等訪問支援も始めたいと思っておりましたが、長期的に計画を練り直し、児童発達支援事業に専念し、しっかりと土台を作っていくことにしました。

 クリニックの方は、スタッフがだいぶ成長し、少しの指示で想像通りかそれ以上の仕事をしてくれるようになりました。6月からの報酬改訂で、診療所はコロナ前よりもかなりの減算となっておりますが、クリニックの経営, 地域の皆様のニーズに応える診療, 社会への貢献をしっかりしていきたいと思います。真価が問われますね。

 早速、改革ラッシュで、1) 水曜日を私1人で一般と発達支援を対応するように(3~5年先と想定しておりました)  2) トイレと旧レントゲン室の改装 が終わりました。

 4月には、臨床・公認心理師の先生が加わり発達支援の幅が大きく広がります。また、予約システムを時間予約制と直接来院のハイブリッドにします。時間予約制にすることにより、受付・看護師が事前にweb問診に目を通すことで、待ち時間を短縮していけると考えております。

 その他の改革については、時期がきたら徐々に公開していきます。

 

最後に息子の手紙を。いつも応援ありがとう😊

 

過去の誕生日の記録

 

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【4月からの診療体制】時間予約制+直接来院のハイブリッドにします

4月より、診療体制を時間予約制と直接来院のハイブリッドにすることにしました。

 

時間予約の枠を1時間に約13名 (1日で78名)と少なめで設定し、プラスで直接来院の

方を受け入れていきます。

これまでと異なり、予約した方が優先になります。

直接来院の方は、事務が院内枠に振り分けていきます。

予約枠+直接来院で時間内に115人の方への対応を想定しております。

また、これまで通り来院した方は、できる限りお断りせずに対応させていただきます。

 

イメージは下図です

 

その他、注意点としては、

1) 水曜日のみ完全予約制を継続 (発達支援外来のため)

2) 感染症なしの時間帯を廃止

 → その代わりに同じ時間帯であれば「感染症なし」の方を優先して対応ます

3) ジュンバンウオッチは打ち切ります

 

ジュンバンウオッチで診察状況の見通しはつけさせていただておりましたが、

比較的遠方の方より、順番を取った後に帰宅するのが負担という声が少なくなく

ありませんでした。

いきなりの変更はスタッフも戸惑うと思い、約1年間、テストを兼ねて、水曜日のみ時間予約制のシステムで運用し、準備をしてきました。

そしれ、先日のカンファで皆で話し合った上で、システムの変更を決めました。

運用後もPDCAサイクルを回しながら皆様が受診したすくなるように検討を重ねていきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

【常勤スタッフ募集】【有資格者限定】神奈川県海老名市の児童発達支援事業

子子会社名:株式会社まなべ療育センター

事業所名:児童発達支援事業コンパス

 

有期契約社員 (社員登用あり):1名

児童指導員, 保育士,  理学療法士,言語聴覚士, 臨床(発達) 心理士, 作業療法士のいずれかの資格を有する方

※6ヶ月後に面談のうえ正社員登用するかどうかを決定します

 

勤務地:神奈川県海老名市東柏ヶ谷5丁目1番15号2F

アクセス:相鉄線さがみ野駅徒歩5~7分

                  車通勤は要相談

                  自転車通勤は可能

 

勤務開始2023年4月以降

             

【事業所のコンセプト】

事業所のコンセプトは「本人・ご家族に伴走する」です。ご家族にとって医療機関で診断をうけた時, 受給者証が交付された時は、これから何をしていけばよいのか分からないことばかりの状態だと思います。ご家族にも療育に参加していただき、お子様の支援に必要な基礎知識(発達特性や感覚調整障害など)や視覚支援などの支援技術を提供しつつ、一緒に療育計画を立てていく支援をしていきたいです。また療育だけでなく、定期的にお子様の行動について悩みがあれば、一緒に支援の方法を考えていきたいです。    

 

まなべ療育センターの理念は下記をご覧ください

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【事業所を立ちあげるきっかけ】

私は、医療法人社団まなべ小児科クリニックにて発達支援外来を行っていますが、現在、新規の方の対応がほとんどできない状況が続いています。理由の1つに、1~2ヶ月に1回の診療を終了できる方が少ないことが挙げられます。外来で薬物療法を要する例は少数で、本来なら療育施設のみで対応可能と思われる例も少なくありません。そこで、まずは、児童発達支援事業を立ち上げ、保護者に、発達特性や感覚調整障害などの基礎知識の講義, 視覚支援など基礎的な支援技術やペアレント・トレーニングを提供し、かんしゃくなど日常生活における悩みへの対応をしていくことを考えました。療育施設中心のフォローとすることで、発達支援外来の渋滞状況が緩和され、クリニックでより多くのお子様に対応できることを期待しております。 

 

【アピールポイント】

・事業所の面積は広く、働きやすい環境です (ロッカー・更衣室あり)

・医療×福祉による連携した支援

・多職種による多角的なアセスメントと支援 (小児科医, 保育士, ST, OT, CP,児童指導員)

・医師である代表取締役がサポートします

 ⇛虐待事例にも一緒に対応

  学校や行政との連携

  新しい支援技術を学ぶための研修先の確保 (人脈はそこそこ広いです)

  医学的な問題にすぐに対応

  など

 

・業務効率化のために優れた機能を有するHUGを導入

開業支援パッケージ | HUG (ハグ) 放課後等デイサービス専用ソフト/児童発達支援向け施設運営システム

 

・1つの支援方法にこだわりすぎず、新しい支援技術を積極的に取り入れていきます。

 (色々な支援技術の基礎や考え方を学ぶことが必須と考えております)

 

【仕事内容】

・支援を要するお子様への集団療育 

 平日は午前3時間, 午後2時間,  土曜日は午前,午後ともに3時間

 (現在、調整中で変更のある可能性もあります)

・利用者の方への個別支援計画の作成補助

・保護者の方へのヒアリング、ご説明 (スタッフ全員で対応)

・教材作り

・その他児童発達支援事業にかかわる業務 

 

【求める人材】

・継続して学ぶ意欲のある方

・同じ方向をむいて、ともに学びながら、仕事をしてくださる方

 

【給与】(固定残業代10時間含む)

・児童指導員    22~24万円   (資格手当1万円, 固定残業代16,000~17,000円含む)

・保育士      22~25万円 (資格手当1~2万円, 固定残業代16,000~18,000円含む)

言語聴覚士/理学療法士/作業療法士

   22~30万円  (資格手当1~3万円, 固定残業代16,000~22,000円含む)

・臨床(発達心理士)   22~30万円 ( 資格手当1~3万円, 固定残業代16,000~22,000円含む)

※キャリア・経験に応じて評価いたします

 

【勤務体制】

・月~土のうち週5日のシフト制

・勤務時間:基本シフト(予定) 9:00~18:00(休憩1h)

※始業・終業時刻の調整は可能です。

・時間外勤務:10時間程度

 

【休日】

週休2日制(日曜固定+他1日シフト制)

祝日がある週については日曜日と祝日

夏季休暇、年末年始休暇

 

【待遇・福利厚生】

・交通費支給

・各種社会保険完備(健康保険、厚生年金、雇用保険労災保険

 

【HP】

manaberyouiku.com

 

Instagram

https://www.instagram.com/compass.sagamino8/

 

【ここからご応募ください】

ご興味をもたれた方は、

https://t.co/V82vFfJO9K

t.co

よりご連絡をお願い致します。

 

 

    

【パートスタッフ募集】 医療×療育 これまで地域になかったタイプの児童発達支援事業所です

会社名:株式会社まなべ療育センター

事業所名:児童発達支援事業所コンパス さがみ野教室

 

HP:

manaberyouiku.com

 

 

パート社員:1名 

保育士, 作業療法士, 言語聴覚士,理学療法士, 指導員指導員 

のいずれかの資格を有する方

※発達支援業務未経験の方でも可能

 

勤務地:神奈川県海老名市東柏ヶ谷5丁目1番15号2F

アクセス:相鉄線さがみ野駅徒歩5~7分

                  車通勤は要相談

                  自転車通勤は可能

 

勤務開始2024年4月以降(予定)

 

【事業所のコンセプト】

事業所のコンセプトは「本人・ご家族に伴走する」です。ご家族にとって医療機関で診断をうけた時, 受給者証が交付された時は、これから何をしていけばよいのか分からないことばかりの状態だと思います。ご家族にも療育に参加していただき、お子様の支援に必要な基礎知識(発達特性や感覚調整障害など)や視覚支援などの支援技術を提供しつつ、一緒に療育計画を立てていく支援をしていきたいです。また療育だけでなく、定期的にお子様の行動について悩みがあれば、一緒に支援の方法を考えていきたいです。    

 

まなべ療育センターの理念は下記をご覧ください

teammanabe.hatenablog.com

 

【事業所を立ちあげるきっかけ】

私は、医療法人社団まなべ小児科クリニックにて発達支援外来を行っていますが、現在、新規の方の対応がほとんどできない状況が続いています。理由の1つに、1~2ヶ月に1回の診療を終了できる方が少ないことが挙げられます。外来で薬物療法を要する例は少数で、本来なら療育施設のみで対応可能と思われる例も少なくありません。そこで、まずは、児童発達支援事業を立ち上げ、保護者に、発達特性や感覚調整障害などの基礎知識の講義, 視覚支援など基礎的な支援技術やペアレント・トレーニングを提供し、かんしゃくなど日常生活における悩みへの対応をしていくことを考えました。療育施設中心のフォローとすることで、発達支援外来の渋滞状況が緩和され、クリニックでより多くのお子様に対応できることを期待しております。 

 

【アピールポイント】

・事業所の面積は広く、働きやすい環境です (ロッカー・更衣室あり)

・医療 (まなべ小児科クリニック) ×療育(コンパス)による連携した支援

・多職種が在籍 (小児科医, 保育士, CP, OT, ST, 児童指導員兼デザイナー) 

・医師である代表取締役がサポートします

 ⇛ 学校や行政との連携

  新しい支援技術を学ぶための研修先の確保 (人脈はそこそこ広いです)

  医学的な問題にすぐに対応

  など

・業務効率化のために優れた機能を有するHUGを導入

開業支援パッケージ | HUG (ハグ) 放課後等デイサービス専用ソフト/児童発達支援向け施設運営システム

・新しい支援技術を積極的に取り入れていきます。

 

【仕事内容】

支援を要するお子様への個別・小集団療育

・利用者の方への個別支援計画の作成補助

・保護者の方へのヒアリング、ご説明 (スタッフ全員で対応)

・教材作り

・その他児童発達支援事業にかかわる業務 

 

【求める人材】

・児童発達支援に興味を持っている方

・柔軟な勤務が可能な方

・継続して学ぶ意欲のある方

・同じ方向をむいて、ともに学びながら、仕事をしてくださる方

 

【給与】

給与:時給:1120円+資格手当

言語聴覚士, 理学療法士, 作業療法士  3万円 (時給換算:1,580円前後)  

保育士 2万円  (時給換算:1,430円前後)

児童指導員 1 万円 (時給換算:1270円前後)

 

【勤務体制】

・週3日以上, 1日4時間が基本ライン

 

【休日】

日曜日・祝日 その他シフトによる

夏季休暇、年末年始休暇

 

【待遇・福利厚生】

・交通費支給

雇用保険労災保険

 

ご興味をもたれた方は、

https://t.co/V82vFfJO9K

t.co

よりご連絡をお願い致します。

 

 

    

トイレ改修工事~2/10(土)は休診です

明日より、クリニックのトイレと旧レントゲン室の改修工事に入ります。

工事は2期に分けて行います。

 ・第Ⅰ期:2/10 (土) ~ 2/12 (月)  

    ・第Ⅱ期:2/22 (木) ~ 2/25 (日)

 

したがって、2/10 (土)と2/24 (土)は休診となります。

2/15 (木) は休診日ですが、臨時で診療をします

 

その期間は、クリニックのトイレが使用できなくなります。

ご不便をおかけしますが、その後の、快適な環境のためにご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

・トイレが広くなります

・トイレが和式→洋式に

・オムツ交換台がつきます

 

すでに診察待ちの患者さんより喜びの声をいただいております😀

私やスタッフも楽しみにしております。

 

 

【論文紹介】自閉スペクトラム症における多重人格について

今日は、自閉スペクトラム症における多重人格についての論文を読んだので紹介させていただきます。

 

論文は下記です。

筆頭著者:若山和樹

タイトル:自閉スペクトラム症に見られる解離性同一障害の病理と治療

雑誌:小児の精神と神経, 63 (2), 129-137, 2023 

 

著者等は、自閉スペクトラム症 (ASD)に併存した解離性同一性障害 (DID) (=多重人格)の症例を集め比較検討しました。

 

その結果、深刻なトラウマ体験がみられないにも関わらず (心身症不登校状態ではあった)ファンタジー没頭の延長上にDIDが生じた症例の存在を確認しています。その一方で、重大なトラウマ経験があり、30~50人以上の極めて多くの数の部分人格がみとめられる症例が存在し、STP (Status Tot Personalities) と命名しております。

 

そして、下図のようなスペクトラムとして整理しています

考察では、ASDの自己意識について触れられていました。

定型発達児:自己意識は養育者と一体になった状態から始まり、徐々に養育者より

      分離される。

ASD児:焦点化された認知対象ごとにバラばらの状態から始まる。認知した対象が

    取り込まれ、対象とともにモザイク様の自己が立ち現れ、その後に自己

    が生じてくる可能性がある

    ペットボトルに注意を込めると、自分の一部がペットボトルに吸い込まれた様 

    な認知の仕方になる。

すみません、私はよく理解できませんでした😅

 

ファンタジーへの没頭や取り込み(キャラクターと一緒にお風呂に入る)が見られる子

は、注意して経過を追い、別人格が登場してくるなら、児童精神科の受診をすすめるのがよいかと思います。

【再投稿】がんばれ!受験生

そろそろ、本格的に受験シーズンですね。

私自身、いまだに医学部受験の夢を見て、汗をかいた状態で目が醒めます。

よほどトラウマになっているのでしょうね。

当時は、要領が悪かったので、今の段取り力と自己分析力があればもっと楽にクリアできたかもしれません。

 

当院のかかりつけの受験生達に向けて、応援とマナベ式直前の過ごし方を伝授したいと思います (あくまでも参考程度にしてくださいね

塾の先生では、教えてくれない掘り出し物的な内容もあるかもしれません。

 

【試験会場の下見について】

現地の場所を確認するだけでは、不足です。可能であれば、本番と同じ時間帯に出発して、電車の混み具合を確認しておきます。比較的すいている車両を見つけることができればベストです。

また、会場のトイレの場所は、複数確認しておきましょう。私は、緊張すると、下痢が頻回に起こるので、(今でも学会発表前は何度もトイレに行きます)、穴場的なトイレも必ず確認しておりました。

 

【今、勉強すべきこと】

1.過去問分析

過去問を漠然と解くだけでは意味がありません。

まずは、どれぐらいのペースで解けばよいのか時間配分のポイントをつかみます。

さらに、簡単な作戦も立てます。例えば数学で、最後の方の問題は、難しいから、最初から捨てよう、など

 

また、例年、出る分野は似ているので、そこの周辺の勉強に時間をかけましょう

 

2.理科・社会に重点をおきましょう

英数国よりも、理科・社会の方が、時間をかけた分だけすぐに点数に反映されます。今は、これらの教科にウエイトを置きましょう。数学は過去問で良く出る分野を勉強し、国語は感覚を落とさないよう、1日1題以上の文章題でOKだと思います。

 

【日常生活

少し前から、本番に合わせた生活リズムにしましょう。これまで夜型だったのをいきなり朝方にしても、体も頭もついていきません。

 

【本番について】

1.緊張をほぐすために

例えば、倍率が3倍なら、自分よりできなさそうな人を2人みつけましょう。私はサングラスをかけてタバコをふかしている人や鼻・耳に大量にピアスをつけている人をカウントしました。

2.試験の取り組み方

これは、医師になってからの習慣ですが、順番に解くのではなく、

絶対にできる問題→少し考えればできる問題→難しい問題の順に取り組みます。

小児科専門医試験でも、最初は約3割しか埋まらずに、最後までいってしまいました。

その後、最初に戻り、少し考えれば解ける問題に時間をかけ、合格ラインへの到達を目指します。難しい問題はできればラッキーぐらいに割り切ります。

全く手をつけない問題があっても、OKです。

こうすることで、時間がなくなり、本来できたはずの問題ができなかったという悲劇を防ぐことができます。

3.問題が想定外であった場合

時には、過去問と違う分野が出たり、例年簡単な教科が難しかったりすると、精神的なダメージがあります。実際に私は大学受験の時に、ショックを受けている内に、眠りに落ちてしまい、できたはずの問題も落としてしまった経験があります。

こういうときは、冷静に自分ができなかれば、みんなもできないはずと開き直り、落ち着いて取り組んでください(過去の経験からすると、実際にその通りです)

 

受験前って、自分の意識している以上に心身ともに疲れていらっしゃると思います。よく食べ、よく眠ることも大事な感染予防です。体調管理、きをつけてくださいね。

それでは、皆さんの合格を心から、お祈りいたします。

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