2021/3/2 (火) より、火・金のカゼ症状なしの時間帯を変更します

まずは結論から。

f:id:teammanabe:20210222051931j:plain時間帯変更の背景は以下

昨日は暖かかったですね。花粉症で辛かった人も多かったのではないでしょうか?

私も少し外に出ただけで、目のかゆみと鼻汁がとまらず、点眼薬と点鼻薬を始めました

 

先週の金曜日 (2/19)の午後は、花粉症を主訴の受診する方で一杯になってしまいました。待ち時間が長時間になってしまい申し訳ありませでした。また、何人かの方には、土曜日の予約制のアレルギー外来に移動していただいたり、外や自宅で待機していただき順番が近くなったら連絡するなどの対応を取らせていただきました。ご協力いただきありがとうございました。

 

土曜日の午前終了後のカンファレンスで、スタッフより、これから、花粉飛散量はもっと増えてくる可能性があり、現状の時間割では、毎回、クリニック内が密になってしまう可能性があると思います。午前中にカゼ症状なし専用の時間帯を復活させませんか、という提案をいただきました。そこで、3/2より10:30~11:30をカゼ症状なしの時間帯にすることにしました。ご不便をおかけすることがあるかもしれませんが、ご理解・ご協力のほどよろしくお願い致します。

 

スタッフより、こういう前向きな提案が出てきたのは嬉しいことですが、毎回同じスタッフからなんですね。各自が地域の皆様により良いサービスができるように、カンファレンスの場で、自発的に前向きな意見を提案できるようになって欲しいなと思います。

それでは、今週は祝日があり、短いですが、よろしくお願い致します。

 

ICT教育について

 先週末はWEbでICT教育について学びました。2020年度より小学校で実施される新学習指導要領には、「情報活用能力の育成」「ICTを活用した学習活動の充実」が明記されています (中学生では2021年度より)。また、GIGA  (Gloobal and Innovation Gateway for All) スクール構想といって、ITやICT技術によって子どもたち1人1人に合わせた教育を行えるようにすることを目標とし、2025年までに全国の学校で義務教育を受ける生徒に1人1台の学習者用PCやクラウド活用を前提とした高速ネットワーク環境を整備することが計画されています。

講義では、学習障害のお子様を実際にどのように支援していくかが紹介されていました。いきなりアプリを使用ではなく、まずがお子様がどこでつまずいているのかをアセスメントすることが大事です。診療と同じです。例えば、1か月間続く咳を主訴に受診した小学生のお子様に、咳が出ているから咳止めを出しておしまい、というようなことはしません。詳しい問診, 聴診や呼吸機能検査などをもとに慢性咳嗽の原因を、喘息?副鼻腔炎感染症心因性?と探っていきます。

お子様が、聞く, 読む, 話す, 書くのどこが強くて,どこが弱いのかを把握したうえで方針を考えていきます。アプローチは、弱さを補うトップダウンのみでなく、力を伸ばすボトムアップも考えていきます。

また支援者が学習の本質を理解することも大事です。例えば、板書の目的は、後で確認や復習をすることです。書字障害の児に、授業中に黒板を撮影することを許可しても、自宅でそれをノートに写させていたら意味がありませんよね?

講義により、まずは当院でできるアセスメントを増やす必要があると思いました。現在できるのは、読みの流暢性を評価する音読検査, 視覚関連基礎スキルを広範囲にアセスメントするWAVES, ATLANという語彙検査ですが、講義で紹介されていた他のツールがどんなものか内容を確認し、できそうなものは積極的に採用していきたいと思います。将来的には、当院で活用方法を提案し、自宅で取り組み、いい具合であれば学校にも同様の配慮をお願いする、ということを考えました。時代の波に乗り遅れないように、頑張るぞ~👊

 

ビジョントレーニングの実践について勉強しました

週末は「ビジョントレーニングの実践」について勉強しました。「眼球運動」「視覚認知」「目と手の協応」に対するそれぞれのアプローチを具体的に学ぶことができました。言葉の理解が難しいお子様にも遊びとして取り入れていけそうなメニューもありワクワクしました。

問題は器具を色々購入したくなりましたが、コストと診療スペースの問題があります。また、ご家庭で購入していただく物品もコストパフォーマンスを考えて、複数の案を提案できるようにしたいなと思いました。

今年中にビジョントレーニングを当院でできる体制を整えるつもりで頑張るぞ~

本棚の新しい仲間:アスペルガー症候群 教師として知っておくべきこと など

本棚に新しい仲間が3冊入りした。

どれも私としては、☆5つの評価です。

 

アスペルガー症候群 教師として知っておくべきこと 

 マット・ウインター著  柏木諒訳

 スペクトラム出版

アスペルガー症候群のこども達の特徴と学校生活で起こりうる困難とその対処法がわかりやすく書かれています。教員は必読の内容ですし、保護者や支援者が読んでもためになる内容が盛りだくさんです。参考図書もたくさん紹介されております。

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発達障害のある子の父親ストーリー 

 アスペ・エルデの会

14人のお父さんのストーリーが描かれています。なかには、お子様の障害があったからこそ、ライフワークを見つけたんだなという方もいます。子どもに導かれたんですね。

この本のお父さん達のようにかっこよくなくてもいい。できることからコツコツと取り組んでいけばいいと思います。

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③ すごいストレッチ

待ち時間にできるストレッチが満載です。

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中学時代の英語の先生方の思い出

先日、英語の話を記事にした時に、中学時代の個性的な英語の先生たちの事を思い出しました。

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約30年前の記憶であり、そこに中高の友人達と飲みながら話した、思い出話の記憶が上書きされており、部分的に脚色されている可能性があること、ご了解ください。

中学1年時の先生は、Lessonを読むのに、「ん~Lesson」と読んでいました。生徒たちも全員「ん~Lesson」と真似しておりましたが、先生から注意はされませんでした。

中学2年の時は、慶応卒に新任の先生が文法の授業を担当しましたが、前述の先生について、「お前らあんな英語を教わっているようじゃあ何の役にも立たないよ」や「男子校なんて本当にむさくるしいところに来てしまったなあ」と言いたい放題言っていました。授業も教科書はほとんど使わずマイケルジャクソンの曲を聞き取る練習など独特でした。たまに生徒に教科書の問題集を解かせている間は、今はコンビニでも目にすることのなくなった写真集を、生徒から借りて、足を組みながら眺めていました。

中学3年生の時は、年配の先生で「エ~へ~」が口癖で、カウントした生徒によると50分授業の間に70回発していました。高齢でしんどかったのか、1文を黒板に書くのに5分ほどかかり、また休講も多く、試験範囲がたったの2ページだったということもありました。英語以外の教科も個性的な先生の多い学校だったから不登校にならずに通えたと思っております。

 

 

息子との課外授業:こどもの国編

木曜日は息子と横浜こどもの国へ行ってきた。以前、経営状況が厳しく、クランドファンデイングを行っているという新聞記事を目にしたからだ。それなら、息子と一緒に元気づけてやらなければ・・・

 

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 息子は久々の私との課外授業で、起床時からテンションが高かった。準備もスムーズにいざ、こどもの国へ🚙

園内の中については下記マップをご参照ください。

園内ガイドマップ|こどもの国

まずは、息子と一緒に、㊽自転車のりばに向かい、ヘリサイクルにチャレンジした。

それほど高くないレールの上をペダルをこぎながら進んでいくのだが、高所恐怖症の私にとっては、きつかった。必死になって、現在依頼を受けている原稿の記事を頭の中で考え、乗り切ることができた。その後、牧場に移動しておいしい牛乳を飲もうかと思いきや、突然、息子がSLに乗りたいと言い出した。しょうがないとあきらめ、⓵入り口の方へ逆走し、⑥SLへ。運よく5分弱の待ち時間で乗れたが、中は狭く、以前ぎっくり腰をやった部位が痛くなってしまった(>_<)  息子は当然私のそんな状況に気付かず、楽しんでいた。その後、⑰ローラーすべり台へ。楽しみにしていたが、あまり滑りがよくなくがっかりした。そこで、息子が予定よりだいぶ早くお腹が空いたと言い出す。園内の食事処は④レストランさんかくぼうし㊴ポニー喫茶しかない (売店という選択肢に後から気づいた)。これはきついなと思っていたら、運よく㉒ふれあい学び館のバス停でタイミングよくバスに乗ることができた(1時間に1本の運行)㊷ミルクプラントのバス停でおり、牛乳を2人でおいしく飲んだ。そこでは遠足の中学生たちがワイワイはしゃいでおり、家では反抗期だろうが、まだまだかわいいもんだと思った。その後、㊳ポニー牧場でポニーにえさをあげた。平日でお客さんが少なくポニーも空腹だったのだろう。すごい勢いで要求してきた。

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その後、㊴ポニー喫茶へ。他のお客さんが私の注文したものを間違って持っていき、さらに食べてしまうというハプニングがあった。番号札を渡すシステムではなく、込み合う週末は間違いが多発するのではないかと心配になった。食べ終わった時にはすでに12時30分で、14時には園を出ないとその後の予定に間に合わない。後はとなりの㊵こども動物園で遊べばちょうどいいかなと青写真を描いていたら、突然息子が㉘はくちょうこのボートに乗りたいと言い出した。これでは予定時刻に帰れないじゃんと焦ったが、言い出したら譲らないので、説得をあきらめ、㉘はくちょうこに向かうことにした。息子も私の気持ちを察したのかスタスタ歩いてくれ、地図では遠くみえたが意外と近く、15分もかからなかったと思う。そして念願のボートへ。私自身、これまで湖でボートに乗ったことはなく、人生における長年の課題の一つであった。私がこいで、息子がハンドルを回すことに。他のボートや石垣にぶつかりそうで、ひやっとする場面がなんどかあったが、楽しかった。その後、㉕せせらぎ、㉔つりばしを通過し、入口へと向かう。つりばしを越えたところで、公園内にあるオリエンテーリングの常設コースのポイントがあり、嬉しくなった。

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オリエンテーリングとは、地図とコンパスを持って山の中に入り、地図上のチェックポイントを回る時間を競うスポーツである。

オリエンテーリングってどんなスポーツ?

学生時代にのめり込み、最近は大会に参加できていないが、今でもこれほど面白いものはないと思っている。2年後に息子と一緒に楽しめればいいなと思いながら後にした。

入り口に向かいたがったが、息子がもう1度ヘリサイクルに乗りたいと言い出したので、㊽じてんしゃのりばに向かった。結局は、チャレンジサイクルというので遊ぶことになったが、陸地と水の中をこぐクルマで進み、なかなか楽しかった。

そこで13時50分となり、入口へ向かい、おみやげを買い、予定の時刻に帰路についた。息子は当然のごとくすぐに眠りについた。

遊び倒すというのはこういうことなんだと実感した。また、元気よく公園を闊歩する息子を頼もしくなったなと思いつつ、とてつもなく広い公園が実はそれほでもなかったとわかり、少し寂しくなった。翌日はお約束通り筋肉痛に・・・。

平日であればそれほど混んでおらず、おすすめの遊び場所です。ぜひ、遊びに行ってこどもの国を活気づけましょう!

発達障害のある子どもへの英語指導について学びました

先週末はWebで「算数のつまずきの理解」と一緒に「発達障害のある子どもへの英語指導」について学びました。日本語では、「あ」は「ア」、「く」は「ク」など、ひらがな1文字1文字に対応する音をまずは学習しますよね?しかし、日本の英語では、いきなり、chair; チェアー; いす、などいきなり単語から入っていたかなと思います。英語でつまずいている子には、まずは各アルファベットに対応する音から覚えていく必要があります。このアプローチ法をフォニックスといい、今回はその中のジョニー・フォニックスという方法について学習しました。

私の英語力はひどいもので、中学の時なんかは、例えば、beautiful; ビューティフル; 美しいを、ベアウチフル,ベアウチフルと呪文のように覚えておりました。今も当然英会話もできませんし、発音もメチャクチャです。なので、私も講義を楽しみにしておりました。講師の山下佳代子先生の講義は、オンラインですが臨場感があり、あっという間に引き込まれてしまいました。内容だけでなく、教師としての教え方の工夫も素晴らしかったです。

たかだが3時間の講義だったので、この方法で外来のこども達にアプローチするにはまだまだ先になりますが、こういうものもありますよ、という形で保護者・本人に紹介することはできると思います。

Amazon.co.jp : はじめてのジョリーフォニックス

 

算数のつまずきについて学びました

先週末にWebで「算数のつまずき」について学びました。この分野は、以前にも独学で勉強したのですが、講義を聴いて理解が深まりました。

一言で算数が苦手、と言っても、色々な原因を考えないといけません。狭義の算数障害は、IQが90以上 にもかかわらず, 数字の大小など関係の理解に乏しい (例.10円玉と100円玉を同じ1枚ととらえる), 1桁の足し算を行うのに指を折って数える, 数学的推論 (文章題の理解) の困難さ、を認める状態をいいます。

IQは70以上が正常範囲ですが、90未満の場合は、つまり、知的障害がなくても単元によっては理解は難しい可能性があります

その他、認知特性や発達特性により算数につまずく場合もあります。認知特性によるものとしては、1.視知覚の弱さによる図形理解の困難 (例.図をイメージできない) 2.聴覚的記憶の弱さによる困難 (例. 九九が覚えられない)3.不器用さによる作図の困難 (例.定規で線が引けない)などが挙げられます。この1,3に対しては、ビジョントレーニンにより補うことができる可能性があると思います。また、3.については、使いやすいコンパスや定規など便利なグッズが販売されています。

発達特性によるものとしては、自閉スぺクトラム症の場合は、文章題を解くときの暗黙のルールが理解できない、自分のやり方にこだわる、などでつまずいてしまう場合があります。文章題の意味を本当に理解しているかどうかに注意しましょう。ADHD児の場合は、間違いのパターンに一貫性がない, モードをすぐに変えられない(例.足し算の問題から引き算の問題に変わっても、足し算をつづける)、文章をよく読まずに間違える、などの特徴があります。

算数のつまずきについてこれまで外来で相談を受けることがあり、わかりやすい本を紹介したり、そのお子様にあった部分をコピーしてお渡ししていましたが、2度目の相談を受けたことがほとんどありません。資料を渡すだけでは難しい可能性があり工夫をしていけなければいけないですね。

算数のつまずきについては、学校現場でもあまり理解されていない可能性があります。

某市では、小学校4年生で1桁の足し算を指を折らないとできないお子様に対して、

私が知能検査をすすめたら、必要ないと一蹴されてしまいました。

お子様の算数のつまずきで悩んでいらっしゃる方がいましたら気軽にご相談ください。

まずはつまずきの原因をアセスメントし、一緒に考えていきたいと思います。