小児科開業医はどのように発達支援に関われば良いのか?【講演内容より】

これまで、3月末に私が講演した「発達支援外来立ち上げのポイント」の内容を何回かに分けて紹介してきました。今日が最後になります。

 

小児科医が発達支援を立ち上げるにあたりどこまで対応するかの線引きが重要だと思います。ワクチン・健診やカゼをひいたときに受診のある、かかりつけの方限定にした方が無難と思います。当院でも、無制限に対応していたらパンクしてしまい、かかりつけの方の予約がなかなか取れない状況となってしまいました。またどこまでの年齢を対応するかですね。年齢が高くなればなるほど複雑になってきます。また診療内容も、書類や専門機関への紹介にとどめるのか、行動療法や薬物処方まで対応するのかですね。

私案を以下のようにまとめました。

講演スライドより

最後に、以下のスライドで講演会を終了としました。

この講演は65名の方に参加しっていただきましたが、少しでも発達支援に関わってみようと先生が増えたら良いなと思います。

講演スライドより