2024-01-01から1年間の記事一覧
会社名:株式会社まなべ療育センター 事業所名:児童発達支援事業所コンパス さがみ野教室 【募集資格】 児童発達支援管理責任者 (管理者兼任) ※義務化された研修など管理者業務の一部は代表が対応します。 【勤務形態】 6ヶ月の有期契約社員 (その後、社員…
2025年1月より発達支援外来の体制を変更することを決定しました。 現在は、水曜日に集約しております。そのため、水曜日は、一般外来を完全予約制にして受診制限をせざるを得ません。実際に水曜日は体調不良のお子様の受診をお断りすることが多く、外来でも…
先日、外来で保護者の方より、「伝染性軟属腫(みずいぼ)に対するクリームがあるようですがどうでしょうか?」という質問をいただきました。 M-BFという銀配合クリームで、調べてみると取り入れている医院もありました。それが、このクリームについて調べて…
今日は、とてもオススメの本を紹介します www.chuohoki.co.jp 著者のST (言語聴覚士)の三輪桃子先生は現在、コンパスのスーパーバイザーとして ご指導いただいております。もう1人の著者の石川道子先生は発達支援を専門としている小児科の先生です。私の何…
子子会社名:株式会社まなべ療育センター 事業所名:児童発達支援事業コンパス ・有期契約社員 (社員登用あり):1名 児童指導員, 保育士, 理学療法士,言語聴覚士, 臨床心理士, 作業療法士のいずれかの資格を有する方 ※6ヶ月後に面談のうえ正社員登用するかど…
会社名:株式会社まなべ療育センター 事業所名:児童発達支援事業所コンパス さがみ野教室 HP: manaberyouiku.com パート社員:1名 児童指導員, 保育士, 作業療法士, 言語聴覚士,理学療法士のいずれかの資格を有する方 ※発達支援業務未経験の方でも可能 勤…
今日は現在、少し流行しているマイコプラズマ感染症について解説します。 マイコプラズマとは 自己増殖が可能な最小の微生物で、生物学的には細菌に分類されます。菌体先端の細胞付着器官の密集するP1タンパクを介して気管線毛上皮への接着により感染が成立…
新型コロナの対応に追われて、一時中止にしていた乳児を中心とした育児相談枠を 復活させることにしました。 出生後の赤ちゃんが当院に初めていらしていただくのは生後2ヶ月 (or 3ヶ月)のワクチンデビューの時が多いのですが、特に1ヶ月健診までの期間って…
日本小児科学会より今シーズンより使用可能となった、経鼻のインフルエンザワクチンについて記事がでましたので、一般の方向けに簡単にまとめました。 https://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=607 (参考文献はリンクを参考にしてく…
日本小児科学会雑誌では、小児科医が共有したほうがよい事故情報が掲載されます。2024年7月号の学会誌からの報告を共有したいと思います。 以下、学会誌の内容を一般の方向けに簡潔にまとめました。 日本小児科学会こどもの生活環境改善委員会. Injury Alert…
今日は、日本小児科学会誌2024年5月号に掲載された、小中学校・特別支援学校教職員を対象とした「教育と医療の連携」に関するweb調査の結果を紹介します。 対象は、連携に熱心な小児科医の地域の学校の先生1,676人で、以下が回答者の背景になります。 結果で…
今日は、ダウン症とSTに関する論文の紹介です。 紹介する論文は以下です。 タイトル:Down症候群のある方の言語,嚥下・口腔機能,言語聴覚療法に関する現状調査 著者:濵口 陽 , 近藤 達郎 雑誌:日本小児科学会誌 128: 729-735, 2024 【目的】我が国のDown…
今日は先日紹介させていただきました、発達性読み書き障害をテーマにした本「うちの子は字が書けない」著者:千葉リョウコの続編である、「うちの子は字が書けないかも」と思ったらを紹介します。 発達性読み書き障害(発達性ディスレクシア) とは、知能には…
今日も本の紹介をします。イラストでわかる 特性別 発達障害の子にはこう見えている 小嶋悠紀 (監修)です。 発達に凸凹のあるお子様が指摘されることのある「指示に従えない」「順番に守れない」などのエピソードを、周囲からの視点, 本人からの視点のそれぞ…
今回は発達性読み書き障害をテーマにした本「うちの子は字が書けない」著者:千葉リョウコを紹介します。 発達性読み書き障害(発達性ディスレクシア) とは、知能には問題ないけど、読み書きの能力に特に困難を示す神経発達症の1つです。出現頻度は約7%と考え…
今日は、久しぶりの論文紹介です。 タイトル:5歳で自閉スペクトラム症と診断した幼児の1歳6か月健診での所見と SCQの有用性 著者:小枝達也, 他 雑誌:日本小児科学会誌, 128 (5) 685~691,2024 まずはまとめを提示しますね。 では、詳しく見ていきましょう…
今日は、発達支援外来に対応する小児科医として、自分で立ち上げたコンパスを含めたすべての児童発達支援事業所に期待していることをまとめたいと思います。 それは、保護者の方に伴走することです。 具体的には、保護者の方にも可能な範囲で療育に参加して…
また名著に出会えたので、紹介させていただきます。 マンガでわかる! 学校に行かない子どもが見ている世界 著者:西野博之 これまでの不登校の本は、保護者の方からの視点で書かれたものが多かったのですが、 この本は、子どもからの視点で描かれている点が…
今日は久しぶりの本の紹介です。ADHDへの認知行動療法で有名な、中島美鈴先生の「怒らなくても子育てがラクになる「しくみ」教えてください」を読んだので 紹介します。 中島美鈴先生はこども発達支援研究の講演会で知りました。その講演内容が素晴らしかっ…
今日は、発達支援外来で心理士の先生にお願いしているPARS-TR (親面接式自閉スペクトラム症評価尺度テキスト改訂版) について紹介させていただきます。 PARS-TRとは、自閉スペクトラム症 (以下ASD) の発達・行動症状(特性)の評価尺度で、主に診断の補助と…
こんにちは、皆さん。今日は、外来でよくご相談いただく「赤ちゃんが眠らない」問題についてお話しします。 CHAT-GPTを利用して作ったので違和感がありますね (ブログ作成における活用法を検討中です) 赤ちゃんが眠らないときの対処法 赤ちゃんがなかなか…
クリニックで個別に実施している1歳半健診で、お子様の発語に関する相談を時々いただきます。幼児の言語の発達から考えないといけない事についてお話ししていきます。 【幼児の言葉の発達】 1.発語について ・1歳4~5か月児の98%が単語2語出る ・1歳6~7か月…
今日は「仕事が速い人はどんなメールを書いているのか」平野 友朗著を紹介します。 これまで、仕事のスピードとメールの返信速度は相関するぐらいしか思っていませんでした。この本を読むことで、仕事が速い人はメールで、相手が持つである疑問に先回りする…
今日は、ワクチンや健診時に時々いただくご質問である、「腕の青いアザは消えますか?」に回答します。 まずは結論から。 これは、異所性蒙古斑で自然に消退する可能が高いです。経過観察でよいと思います (形成外科学会HP https://jsprs.or.jp/general/dise…
今日は、手足口病とおなじ夏かぜであるヘルパンギーナについてお話します。 1.原因ウイルスは? エンテロウイルスのなかのコクサッキーA4 (CA4)が多く、次いで、CA6・5・10型が多いと報告されています。あれ? CA6は最近の手足口病の主要な原因ウイルスでも…
今日は、「頭のいい人が話す前に考えていること」著者:安達 裕哉 を紹介します。 人とうまく話すには、お世辞を随所にちりばめないといけない, 空気を読まないといけない, 口がうまく流暢に言葉が出ないといけない、など思っている方は少なくないのではない…
今日も、本の紹介をさせていただきます。今回は、「マンガで成功 自分の時間をとりもどす 時間管理大全」中島 美鈴 (著), あらいぴろよ (著) を紹介させていただきます。 やるべき事が多くて、生活がうまく回っていかずに悩んでいる方って少なくないと思いま…
今日は、私自身も悩んでいる「歯ぎしり」について取り上げていきたいと思います。 1.歯ぎしりとは 歯ぎしりとは、覚醒時や睡眠時にみられる、無意識に非機能的に上下の歯をこすり合わせたり、くいしばったり、連続的に噛み合わせる習癖のことで専門用語では…
今日は、現在、大流行中の手足口病について解説していきたいと思います。 1.原因は? エンテロウイルス群が原因です。エンテロウイルスとは、ピコルナウイルス科に属するRNAウイルスの総称で、ポリオウイルス,コクサッキーウイルスA (CA), コクサッキーウイ…
先日のブログで当院における診療費がどれくらい変化するにかを簡単に説明させていただきました。今回は、それぞれの項目について深堀していきます。 teammanabe.hatenablog.com 1.外来ベースアップ加算について 2024年6月1日より、当クリニックでは「外来ベ…