最近、ADHD児の新規患者さんが増えてきております。ADHD児の対応は、学校との連携がとても重要です。そこで、学校の先生に、どういった配慮をお願いするとよいのかを確認する目的で、通常学級におけるADHD児が集中できる授業集中できない授業 ADHD児支援の基礎・基本 / 阿部芳久、を読みました。
支援は、複数の段階に分けて考える必要があり、
「個別レベルの支援」
ADHD児の障害特性に応じた個別的支援
「学級レベルの支援」(ADHD児を含めたクラス全体へのアプローチ)
学級の生徒間/担任-生徒間の良好な関係作り
わかる授業作り
「学校レベルの支援」
担任教師をサポートするシステム
が、とても分かりやすく解説されておりました。
教員向けの本でしたが、とても興味深くあっという間に読んでしまいました。
学校の先生は必読の本と思います。