皆様は子どもに習い事はさせていますでしょうか?今日は、1/24のEduA (月2回、朝日新聞に折り込まれる教育をテーマにした情報誌)の内容を紹介します。
【実態について】
バンダイの調査によると、習い事をしている子どもは63.4%で、習い事の数は、一つが
46.6%, 二つが33.1%, 三つ15/1%, 四つ以上5.1%でした。子どもの習い事TOP10を見てみると、水泳が41%でダントツですね。私も子どもの頃、習いにいっておりましたが、背泳ぎがどうしてもできずイヤになった記憶があります。高校生になってからはプールに入る機会がなく、今はおそらくカナヅチになっているでしょう😐 TOP10を見て、意外だったのは、そろばんが8位にランクインしていることと、プログラミングやパソコンがまだランクインしていないことです。この分野はこれからなのでしょうか?
習い事の平均月額は13,607円で、年齢別でみると、未就学児8,644円に対して、小学6年生は15,611円でした。
【あるあるへの回答】
Q.習い事に行きたくないと言われたら? (回答者:高濱氏; 算数オリンピック作問委員)
親が原因を作ってしまっている場合が多い。
1.きょうだいや友達との比較:上手じゃない、練習時間が短い
2.押し付けるようにやらせる:練習しなさい, 親戚の前で無理やり披露させられる
3.弟や妹への嫉妬:習い事にいっている間に親を取られてしまう
→比較したり、無理にやらせず、楽しく取り組める環境を作りましょう。また、きょうだいへの嫉妬対策としては1:1で接する時間を作りましょう。私も気をつけないとな😅
(私からの追加) 後は、その子にとって、課題の難易度が適切かどうかと人間関係ですね。私の経験では、公文で学年のレベルを落としたら改善した子がいました。また、同じテニスでもスクールを買えただけでよくなった子もいます。お子様が行きたくないといったら、怒らずに、まずは冷静にかつ優しく、その理由を傾聴しましょう。
Q.習い事をやめるかどうか悩んだ時は?(回答者:高濱氏; 算数オリンピック作問委員)
ちょっと甘えているだけなのか、本当に嫌なのかを、こどもの様子から判断しましょう。これは無理だと思ったら潔くやめてもいいと思います。よくないのは、「やるといったのに続かなかった」など親が感情的になってやめさせてしまうパターンです。子どもの心に傷を残すことは避けましょう。
大事なのは、お子様のブームを察知して興味を持ったものにチャレンジさせることと、うまくできなくても楽しく取り組めていることをほめることでしょうか。お金をかけているとなると親としては精神的な余裕がなくなるかもしれませんが、ここは冷静に
今すぐには成果は出なくても、その後の人生に必ず生きてくるはずです。