先日、「親の疑問に答える 子どものこころの薬ガイド (著者:岡田俊)」 という本を読みました。保護者の方を対象にかかれた本です。
Q.子どもにどう説明したらよいですか?, Q.薬を飲んでいることは学校にも話したほうがよいのでしょうか?など外来で比較的頻度の多いと思われる質問に専門家の岡田先生がとても丁寧にかつわかりやすく回答してくださっております。
医師から薬の話しをされたけど迷っていた方, 医師からまだ話はないが、お子様に薬は必要かもと考えている方, 薬を開始したものの服薬に不安のある方など、色々な状況の方がいらっしゃるかと思いますが、どの方にとってもおすすめの1冊です。
私自身、最近では、抗ADHD薬や抗精神病薬の処方のハードルが下がってきておりますが、薬物療法を開始後も、保護者や本人の気持ちや疑問もしっかり確認していかなければ、と気が引き締まりました。
クリニックの本棚に入れておきますね。