【診療現場より】以心伝心

今日は、当院の看護師をほめるお話です。

その1:先日、外来で4歳の子に抗菌薬を処方しました。本人が錠剤を希望したため、規格の小さい錠剤を処方しましたが、ふだん薬局には置いてありません。私は「薬局で取り寄せてもらってね」と説明したところ、お母さんより「何日ぐらいで届くのですか?」と質問がありましたが、「薬局で聞いてね~」といいながら外来を終了にしました。その次の患者さんを診察している時に、少し不親切だったかなと気になっていたら、看護師のTさんが、近隣の薬局すべての電話確認をし、お母様に説明してくれてました。

その2:先日、1歳児にワクチンを4本同時に接種したところ、最後に思い切り嘔吐してしまいました。その時、待ち人数が8人いたので、隣の部屋に移動していただきました。院内が密になりつつあったため、次の患者さんを診察室にお呼びしましたが、嘔吐した子の事が気になっていました。その時、看護師のNさんは、さっと、嘔吐した子のフォローに向かってくれました。

最近は、以心伝心で徐々にチームワークが良くなっていると思います。でも、それに甘えず、言わなくてもわかるだろう、にならぬようコミュニケーションはしっかり取っていきたいと思います。