まなピタネットのミーティングに参加しました

昨夜は、まなピタネットのミーティングに参加しました。まなピタネットとは、海老名・座間・綾瀬 (プラスα) の地域の不登校の児童達を支援していくネットワークです。発足してまだ1年たっていなかったかな。

manapita.jimdosite.com

私はこれまで活動にあまり参加できていなかったので、ほとんどの方とは初対面でした。これまでTwitterなどで知りませんでしたが、顔の見える関係ができて嬉しく思います😃 昨日のテーマは就学前でした。支援級か通常級での選択で悩む人が少なくないということが話題の中心となりました。保護者の方が、教育委員会や学校に相談したからといって必ずしも納得のいく答えは得られないようです。地域において、通常級・支援級の明確な基準はなく、支援級がパンクしないように、あえてグレーにしているのでしょうか。そういう時に、当事者の立場からの意見を聞ける保護者の会って大事だなと思います。また、保護者の会は、社会運動という点でも大事です。TASUC

https://tasuc.com/message/の代表の斉藤宇開先生によると、最近は、SNSの発達や放課後デイなどそこそこの情報や支援が得られ、皆ある程度満足してしまっており、運営や会合などの手間のかかる保護者の会に加入する人が減っているようです。お子様が将来生活しやすい地域を作っていくためには、組織として声を上げていくことが大事です。

当院にもまなピタネットや保護者の会のパンフを置かせていただこうと思います。

最後に、保護者会の方から、当院では新規の発達支援の患者さんの受け入れを中止していることが、会員の方の話題になっているというお話を伺いました。私の力が足りずに申し訳ありません。今、現状の打開に向けてもがいております。先日、県内の某専門機関の児童精神科に、当院では対応の難しい方を紹介したのですが、9ヶ月待ちであった挙げ句にその後のフォローはしてもらえませんでした。この分野では、慢性的な医療崩壊が起こっていると改めて認識しました。まだ真のスペシャリストの水準に達していない私ですが、色々な支援者の方を巻き込みながら、「俺がやらなきゃ、誰がやる」という気持ちで取り組んでいきたいと思います。