【発達支援】ピックアップ 発達支援関連ニュース 2022年9月~10月

発達支援関連のニュースをまとめました。まとめてみると興味深いニュースがたくさんありました。1番インパクトのあったのは、認知症の方の中に一定の割合でADHDの方がいらっしゃるというニュースでした。常に色々な可能性を考えて診療にあたらないといけないですね。

 

1.千葉工大、瞳孔径から「注意欠如多動症(ADHD)」の特徴を推定する技術を開発 | TECH+(テックプラス)

 

2.子どもの7%がゲーム依存症? 調査した長崎大「目安は休日3時間」:朝日新聞デジタル

 約4,000人の小1~高3を対象としたアンケート調査。「ゲーム依存症」の傾向を示す子全体の約7%いた (男子8・1%、女子5・3%)。依存の傾向がある子は、不登校やインターネット依存、情緒や行動の問題を抱えやすいといった傾向がみられた。8割がコロナが影響していると回答していた。

 

3.障害者「脱施設化」へ 地域での生活を支援 改正法案が決まる(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 施設を出て一人暮らしを希望する人を対象としたグループホームの新設や、地域生活の拠点整備などを市町村の努力義務とする内容を盛り込んだ関連法の改正案を閣議決定

 

4.安全装置、来年4月義務化 送迎バス、置き去り防止 | 毎日新聞

先日も特別支援学校の生徒が30分間、バスの中で置き去りにされたことがありましたね。悲しい事件はもうみたくありません。

 

5.自閉症の行動障害、支援を拡充 厚労省、10月に検討会設置へ | 共同通信

重度の知的障害を伴う自閉症などで自傷や物を壊すといった激しい行動障害がある人について、専門的な人材を育て適切な支援方法を広げようと、厚生労働省が10月に有識者検討会を設ける方針を固めた

(コメント) 施設への報酬を手厚くするのも重要ですが、すぐに専門家にコンサルトできる体制作りも大事ですね。後は、幼児期より適切な療育で介入していくことでしょうか。施設だけではなく、学校なども巻き込んでやっていかないと行けないかなと思います。

 

6.発達障害の1つ「ADHD」が加齢により後天的に顕在化する可能性、熊本大が報告 | TECH+(テックプラス) (mynavi.jp)

高齢者において、認知症に誤診されうる発達障害が存在することを世界に先駆けて報告 | 熊本大学 (kumamoto-u.ac.jp)

熊本大学病院の認知症専門外来に訪れた446名の患者さんの、約1.6%にあたる7名は認知症ではなく、高齢によって顕在化したADHD)であった

 

7.タクシーで障害者手帳提示、実は事業者が料金割引分を負担?溝を生む多数の問題点 (biz-journal.jp)

自治体から支払われるものと思っておりました・・。

 

8.障害者政策、改善勧告へ 国連、初の日本審査終了 | 共同通信 (nordot.app)

 

9.交通の障害者割引、IC化めざす 毎回の手帳提示不要に:朝日新聞デジタル (asahi.com)

「障」「介」マークのSuica・PASMO発行へ 障害者割引カード登場 手帳見せずに乗れる | 乗りものニュース (trafficnews.jp)

良い取り組みですね。

 

10.「使い始めたら死ぬまでやめられない」成年後見制度は変われるか  利用者家族「だまされた」20年たってようやく民法改正の動き(47NEWS) - Yahoo!ニュース

 

11.脱ぎ着苦手でも大丈夫なズボン | ニュース和歌山 (nwn.jp)

これはすばらしいアイデア

 

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