【発達支援】モチベーションの設定が大事

先日、こども発達支援研究さんの「モチベーションから発達障害者支援を考える」というテーマの講演会 (講師:前田智行先生)を視聴しました。講師の先生の迷惑にならない範囲で印象に残った点を紹介したいと思います。

人間はモチベーションを起点として、「体の発達」「情緒の発達」「言語の発達」をしていくという視点がとても興味深かったです。

神経発達症の課題をモチベーションから考えると、ADHDはモチベーションが不安定、

ASDは人へのモチベーションが少ないと話されていました。

ADHDのモチベーションへの支援として、こまめな報酬は一般的ですが、利他行動のメリットを伝えていくという話しが印象に残りました。感謝という即時報酬を得る機会を増やしていくとそれもモビベーションになり得るようです。

ASDの人へのモチベーションを増やすには、同じ遊びを横で行い、物を通して人と関わりを持つことのメリットを経験するというというのがポイントという話しがありました。1人で遊んでいるのを見ると、色々と介入したくなるかもしれませんが、時にはその気持ちを抑え、待つことも大事ですね。本人から発信があったら、そこを逃さずとらえましょう (なんだか釣り師のようですね😃)

困り事への対応はモチベーションに目を向けて、一緒に考えて行きましょう。

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