自分の考える引き際&神奈川県夏季高校野球開幕 頑張れ鎌倉学園

数日前に、西武ライオンズの松阪大輔の引退が発表された。彼は、まぎれもなく私の世代のスーパースターである。甲子園はドラマのような展開だった。甲子園の準々決勝では延長17回の死闘、翌日の準決勝では、彼は投げず、途中まで0-6でリードされていたが、8,9回で逆転(最終回は投げたっけな?)、決勝の京都成章線ではノーヒットノーランで優勝。まさに怪物だった。プロに入り後も、1年目から通用し順調だった。しかし、30歳前後より状況は一転する。故障続きで、思うような球が投げられなくなつた。

2015年に米国からソフトバンクに復帰したが3年間で一度も投げられず、2018年に中日ドラゴンズ(私のひいきのチームへ)。その年に6勝をあげたが、それが最後であった。もう投げられないというボロボロの状態まで頑張った。彼の生き様に賛否両論はあるだろうが(スターはいい状態でやめるべきだや若手の枠のためにもっと早く決断すべきだなど)、栄光後の挫折の中で、限界まで頑張った彼に拍手したい。

私はスターではないが、引き際について色々と考えた。まず、自分の仕事に満足してまずやめることはない。医療の世界は無限であり、自分に満足することが決してないからだ。年齢で区切るのも?である。年齢を重ねてもいい仕事を続ける人はいる。最終的に考えたのが、日々の診療でワクワクを感じなくなった時かな。今は、ここをこうしたらもっと患者さんにとって良いかななど、毎日考える時間がとても楽しい

今日から、神奈川県夏季高校野球が開幕する。母校の鎌倉学園は昨年秋の実績の割には、夏はシード落ちし、前評判は高くない。今年は学校創立100周年、甲子園目指して頑張れ!気合いを入れて応援します。