「弱いはつよい」

ダウン症の詩人、村上有香さんの著書「弱いはつよい」が届きました。絵は、同じくダウン症の伊藤美憂さんが担当しております。詩は言葉の持つエネルギーが伝わってくる力強い詩、思わず笑ってしまい癒される詩など多彩でした。漢字を間違えたのを鉛筆のせいにし、えんぴつのアホと書いている詩は思わず笑ってしまいました。どの詩も読みながら情景が浮かんできます。詩を作った時期も書いてあり、それとお母様の暖かい解説により、有香さんの成長の様子が伝わってきます。じっくり読むというよりは、テーブルに置いておき、ふとしたときにパラパラと読んでおります。しばらくは、自宅で楽しもうとと思います。伊藤美憂さんの絵も繊細さと力強さの両方を感じます。金澤翔子さんといいダウン症の芸術家の方の作品は力強さを感じますね。

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