先日、日本アレルギー学会のオンデマンド配信で、「アレルギー診療への情熱を持ち続けるために~多様化する組織の中で自分の役割を考える」というテーマでシンポジウムがありました。
その中で、モチベーションについて話が興味深かったので紹介したいと思います。
演者の先生は、主にダニエル・ピンクやドラッカーを引用し紹介してくださいました。
モチベーション3.0とは?ダニエル・ピンクが見つけたやる気の引き出し方│Ritori
印象に残った部分を紹介させていただきたいと思います。
モチベーションがあがる環境とは
・第一に責任を持たせなければならない
・第二に自らの貢献を評価できるようにしなければならない
・第三に本来の仕事をさせなければならない
さもなければ、どんな動機付けをされようとも燃えない。
(ダニエル・ピンク)
当院ではある程度できているなと思いつつ、本当にそうなのか?と常に客観視しないといけないですね
米国研究者に見るモチベーション維持の秘訣
一流に人は自分自身の機嫌をしっかりと取り、いつも上機嫌、そして周囲の人、特に若い人に対して、とても穏やかに接すると同時に彼らをやる気にさせているのです。人を
動かすことが恐怖・不安や命令などを使わずともできる人が本当の一流であると悟ったのです。
野末睦 医師になる選択より
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これはなかなか難しいですね。いつも笑顔でいることは心がけたいところです。
最後に、目標を達成する秘訣についても話がありました。
・人間は、自らの望む未来の大きさに合わせて成長する
・「出来ないこと」ではなく「出来ること」に集中しなさい
・全力を注がなければあなたに未来はない
・成功する人に共通しているのは、ひたすら一つの事に集中しているという点である
ダニエル・ピンクより
・熟達は辛く、非常に長期の努力が必要とされる
・高い目標を成し遂げるには才能と同じぐらい根気と根性が重要である。
元メジャーリーガーのイチローより (講演ではなく、私の見た記事より)
小さな事を積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道
夢はでっかく、辛いことはあるだろうが、ひたすらその夢に向かって歩を進めていこう!ということですね。