マンガの紹介「発達障害が理解されにくいワケを自分で考えてみた」

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 今日は、「発達障害が理解されにくいワケを自分で考えてみた」春野 あめ (著, イラスト), 中島 美鈴 (監修) について紹介します。

 以前に監修の中島美鈴先生(臨床心理士)の講演を聞いてとても良かったのをきっかけに購入してみました。

 これは、当事者である著者が漫画で分かりやすくご自身のエピソードを交えながら、

特性や物事のとらえ方について解説してくれています。当然、特性は個々で異なるものの、かなり似ている部分も多かったです。特に、失言をした後、心に中でパニックになり、それを取り戻そうと失言を重ねてしまったエピソード, 恥ずかしい勘違いのエピソードなど、読んでいて過去の黒歴史を思い出し、恥ずかしくなりました💦

 このマンガでも、大事なことは、自己理解であることが強調されています。自分の特性を理解し、やらかしてしまう時のパターンを分析していくのは大事ですね。

 また、自分の考え方の癖をつかむのは大事です。実は、私自身、まだ取り組み中です。2次障害なのか、ちょっとした失敗や家族の何気ない発言でイライラしてしまうこともあります。「これぐらいの失敗でよかった」とポジティブにとらえることを意識していきたいと思います。

 このマンガは、当事者はもちろん、身近にいる当事者の方が何に困っていて、どう手助けできるかを知りたい場合にも役立つ1冊です。この本を通じて、自分を知り、それが困り事の解決の一助となれば幸いです。