リモート工場見学

 9/21 (水)に昼休みはMeiji Seika ファルマという会社主催のWebでのリモート工場見学に参加しました。通常なら、昼休みも書類仕事などを対応しないといけなくお断りしているのですが、以前にもお断りしていたことと、「担当が変わる前の最後の仕事ですからお願いします!」という気迫に負けて参加することにしました。

 内容は、ワクチン製造工場で4種混合ワクチンを製造する工程の紹介でした。普段見ることのできない部分でしたので興味深かったです。印象に残ったのは、1) 製造に2年間かかること,  2) すべて機械ではなく、人の目で厳密にチェックしている工程もあったこと, 3) 技術の一部を近い未来に登場する5種混合ワクチンの製造に利用できること,などでした。

 短い時間でしたが、普段何気なく接種しているワクチンがどのように製造されているのかを見ることができ、勉強になりました。とても緻密な製造工程で、ワクチンの不具合が見つかり、出荷調整がかかった時に復旧に約1年も要する理由が分かりました。少しでも不具合を早期発見し、出荷調整期間を最小限に抑える仕組みが構築されれば良いのですが、これは今後の課題でしょうか。

 

 工場の職員の皆様に改めて感謝致します。これからも健康に気をつけて、既存のワクチンの生産と未来のワクチン (5種混合、不活化の新型コロナワクチン)の生産を頑張ってくださいね。

  

 担当のYさん、無事のご出産をお祈りいたします。育児で気になることがあったら相談しにきてくださいね。

 

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