ピックアップ 新型コロナニュース 舵取りが難しくなるな 2022.9.26~2022.10.2

先週の話題はワクチン中心になります。10月中旬にはファイザー社製のBA・1対応ワクチンがBA・5対応ワクチンに切り替わり、12月?より生後6月~4歳の小児用新型コロナワクチンも開始されます。医療現場としてはどのように運用していくか、舵取りが求められるところです。

 

1.インフルでの学級閉鎖、大阪の幼稚園で1年7か月ぶりに…コロナ禍中はゼロ : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

沖縄県、宮崎県に続き、インフルエンザでの学級閉鎖は3県目。今後の動向に注意は必要であるが、幼稚園1施設で1人の報告なので、まだ流行の始まる兆しとは言えないかなと思います(偽陽性かもしれないし)

 

2.コロナ新語、「黙食」会話へ浸透 文化庁、エアロゾルは定着せず? | 共同通信 (nordot.app)

黙食やおうち時間は日常会話に浸透したようですね。

 

3.アストラゼネカのコロナワクチン 供給を終了 厚生労働省(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

国内で使用されたのはおよそ20万回分で、およそ4400万回分がベトナムなどワクチンが不足する海外に提供、およそ1350万回分は期限切れなどで廃棄され、残りのおよそ6230万回分については供給を受けることを取りやめたようです。

接種対象に限りがあるので使いずらく、ファイザーとモデルナがいち早く浸透したからしょうがないですね。

 

アストラゼネカのワクチンに関する記事 ↓

 

teammanabe.hatenablog.com

 

4.タミフル、ネット処方案が浮上 インフル薬、コロナ同時流行対策 | 共同通信 (nordot.app)

新型コロナとインフルエンザの同時流行対策。発熱した場合は新型コロナの検査キットで自ら陰性を確認した上でオンライン診療を受け、インフルエンザと診断されれば薬局を介して薬を受け取れる仕組みが想定想定されています。

(コメント) 現在は、インフルエンザの検査をしないと、診断して、タミフルなど抗インフルエンザウイルス薬を処方できなかったのですが、それが緩くなり、臨床診断しやすくなるということですね。

 

5.BA.5用コロナワクチン、10月中旬から接種 乳幼児向けは下旬に [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル (asahi.com)

現在、春先に流行したオミクロンBA・1に対応したワクチンの配送が始まっているが、

現在流行中のBA・5に対応したファイザー社製のワクチンが10月中旬より接種開始される見込み。これは、BA・1対応→BA・5対応に切り替わるようですね。

また、6カ月~4歳に使えるワクチンはファイザー製で、11月28日の週までに計約700万回分が自治体に届くようです。

 

6.8日目以降「登園可」でも「感染リスクあり」? 悩む現場の決断は:朝日新聞デジタル (asahi.com)

(コメント) 療養期間7日間は、その後マスク装着など感染対策がきちんとできることを前提に設定されています。未就学児の長時間のマスクの有効な装着は難しいので、私としては10日間の休園にするのがベターと考えております。