先日、在日外国人のお子様(乳児)を鶏卵・牛乳アレルギーと診断しました。日本語がペラペラの方でしたので、「大丈夫かな?」と思って、日本語の説明資料を渡しましたが、「読めない~、英語にして~」と言われました。その時は、「1人のためにそんな手間はかけられないなぁ。やるべき事が多すぎて手が回らない😟」と思いつつ、食物アレルギーのエキスパートの栄養士の先生に「英語の資料ないでしょうか?」と相談したところ、なんと英訳にして送ってくださいました。その時に、自分の診療への姿勢を反省し、英文の見直しや追加作業にとりかかろうとしたところで、この本に出会いました。
南山堂|臨床看護学|医療現場の外国人対応 英語だけじゃない「やさしい日本語」 (nanzando.com)
ここでは、日本に在住する外国人の80%はひらがななら読める、と記載されており、栄養士の先生に、「ごめん🙏」と思いつつ、ひらがなを中心にし、カタカナにはふりがなをふる、絵を多く使うなど工夫して作りました。
前置きが長くなりましたが、以下がその内容です。このブログでふりがなの反映が難しいのでスクリーンショットにしております。
ドキドキしながら、お母さんに見せたら、「これ、すごく分かりやすい~」と喜んでくれました。また、「たまごを使っていないマヨネーズも買えた!」と喜んでいました。それを前述の栄養士の先生にお伝えしたら、無駄に英文を作らせたことを許してくださいました😅
事務さんや看護師さんと協力していろいろな病気でひらがな資料を作っていきたいですね。