当院では、
1) 海老名市在住
2) 当院に受診歴のある12歳以上
3) 当院に受診歴のあるお子様の (0歳以上) 保護者
を在住に7月下旬より新型コロナワクチンの接種を開始しております。
海老名市在住限定というのは完全に大人の事情です。当院は海老名市よりワクチンが配給されます。海老名市には国から、住民票の人数をもとにワクチンが配給されるため、他市の方への接種により、海老名市在住の方に接種できなくなってしまう可能性があるのです。なお、これはどの市でも同様です。当院かかりつけの、座間市・綾瀬市・大和市の方、大変申し訳ありませんが、このやむを得ない事情、ご理解のほどよろしく申し上げます。
さて、外来でお母様より「中高生の何割が接種していますか?」という質問をいただきます。当院で接種する可能性のある12歳以上の人数を算出はできず、つまり分母はわかりませんが、全体の接種数とそれに対する12~15歳、16~18歳の割合を集計しました。なお、新型コロナワクチンは2回接種ですが、1回接種毎に1件と計算しております
つまり、2回接種した人は2件とカウントされます。
7月下旬~8月末まで、のべで138件接種しておりました。下の円グラフの中には、件数, %が表示されています。
成人の方が多いのは当たり前ですが、以外と中学生の割合が多い印象です。海老名市では中学3年生は市からの補助で1,000円でインフルエンザワクチンを接種することができるのですが、当院では毎年1~2人しか接種にみえません。それを考えると中学生のこのワクチンへの意識は高いのかもしれません。
分母が分からないので、あまり意味のあるデータになりませんでしたが、少しでも参考になれば幸いです。