息子との課外授業:多摩動物園編 

一昨日は、息子を連れて多摩動物公園へ行ってきた。理由は「たぬき」と「オオカミ」がいるからであった。息子は最近絵本を読んでもらうのが好きだ。たぬきとオオカミはどちらも物語に比較的悪い役で登場してくるので、息子は興味を持ったようである。

初めての場所であったが、ナビのおかげで、迷わずに到着し、ほっとしたのも束の間、

息子が突然「動物園には行かない。電車に乗る」と言い出した。どうやらモノレールに興味を持ったらしい。「なんでタイヤがないのに走るんだ」としきりに叫んでいた。こうなったら、止められないと思い、付き合うことに。モノレールに乗り込むと、窓の外をじっと眺めていた。次の駅に到着しそうだったので、「もう少し乗るか?」と聞いたら、「もういい」と言ったので、下車し、動物園へと引き返した。

動物園に入り作戦を立てる。昆虫館→アフリカ→アジア(オオカミ, たぬき)と回り昼食。その後、習い事に向かうプランをたてた。残り時間は約3時間しかない。日本語2020.10-ズーネット用 (tokyo-zoo.net)

 最初に昆虫館へ。色々な虫が展示されていた。蝶が約1,800匹放たれている場所もあった。私は楽しめたが、虫が苦手な人にはきついであろう。

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 その後、アフリカ園へ。チータを比較的近くで見ることができたが、息子は「何で速く走らないの」とがっかりした様子であった。その後、ライオンが吠えているのを聞きつつ、ゾウへ。ゾウが鼻を使って食事をしているところを見ることができラッキーだった。そこから、キリンへと向かうが、上り坂が多く疲れたのが、息子の機嫌が怪しくなってきた。フラフラ走り回っているから、そりゃあ疲れるわな。楽しみにしていたキリンを見ても反応が薄い。このままではまずいと思い、「頑張って歩いたらおいしいアイスを食べよう」とモチベーションを引きあげた。一時的に足取りは軽くなるが、長くは続かない。せっかくタヌキのところにいったのに、姿の見えなかったのも、精神的なダメージとしてのしかかってきた。その後、人気者のサイのところに行ったが、息子は「アイス、アイスはまだないの・・・」と連呼するばかり。これでは動物園に何をしに来たのか分からない。私は動物にアイスを売っている場所を聞くという秘策に打って出た。息子と一緒に、サイに「ねえ、サイ君。アイスを売っている場所、知ってる?」と話しかけた。これなら自然に動物の方を見るであろう。サイもじっとこっちの方を見てきた。私は、「知らないな~。頑張ってね」と言っているね、と言ったら、息子は「サイ君、優しいね」と応じてきた。この作戦で、ヒマラヤタールヒマラヤタールが見やすくなりました | 東京ズーネット (tokyo-zoo.net)ムフロンムフロン - Wikipedia

にも話しかける。ムフロンの「もう少しだよ~」という言葉を力に進むと、ジブゾウ広場にアイスの自販機があった。息子はスプーンを2つ取ってくれたものの、私に1口しかくれず、ほとんど全部平らげてしまった。さあ、目的のオオカミまであと少し。オオカミの声が聞こえるぞ、といいながら2人で走り、ようやくたどり着いた。しかし、オオカミは昼寝中であった。息子と2人で「オオカミさん~」と話しかけたが起きてくれない。

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君に会いに来たのに・・・

がっかりして、「もう帰ろ」と2人で園内巡回バスの乗り、動物園の入口へ。昼食を食べ、車の乗りこんだら、息子はすぐに寝てしまった。習い事は調子よくこなし、夕方に帰宅。座間駅周辺をパワーアップさせたかのごとく、アップダウンがきつかったですが、横浜ズーラシアよりも動物との距離が近く、なかなかいい動物園でした。帰宅後、息子からは動物園よりもモノレールの話の方が多かった😓。工作の得意なスタッフにモノレールを作ってもらおうかな。