今日は、令和2年6月1日~令和3年7月31日の期間における、幼児・小中高生の新型コロナウイルスの感染経路について共有したいと思います。文科省に報告のあった事が対象となっております。
https://www.mext.go.jp/content/20210820-mxt_kouhou01-000007004_1.pdf
まずは幼児から
家庭内感染が最も多いですが、園内からの感染の割合が増加していますね。マスクの装着度や活動が密になりやすいというのが関連しているのでしょうか。
次に、小学生です。
家庭内感染の割合が圧倒的にが高いですね。学校内感染は3~5%と少ないです。
次に中学生
家庭内感染は小学生ほどではないですが多いですね。学校内感染は小学生より増えています。部活動の関係でしょうか。
次に、高校生
家庭内感染が減りますね。小中校生よりも学校内感染が目立ちます。マスクを着用できるにもかかわらず学校内感染が多いのは、皆さん青春を謳歌しているからでしょうか。後は寮のある学校のクラスターも影響しているのかもしれません。
最後に、教職員
学校内感染が意外と少ないですね。皆さん、仕事中は神経を使っているからでしょうか。経路不明が多く、アフタースクールに注意ですね。
今回のデータは、デルタ株が爆発的に流行する前なので、感染経路の傾向の変化の動向には注意が必要ですね。また、高校生は分散登校を取り入れているところが少なくありませんが、それで学校内感染の割合がどう変化するかは興味深いところです。分散登校では減らないんではないかなぁと思っています。