小・中・高等学校における新型コロナウイルス感染対策

ここ最近、なかなか朝4時に起きれない日が続いております。今日も気付いたら5時を少し回っており、ブログの更新をあきらめかけましたが、気合いで頑張ります。今回は、

8/20に文部科学省から学校に向けて発信された「小学校、中学校及び高等学校等における新学期に向けた新型コロナウイルス感染症対策の徹底等について」を紹介したいと思います。詳しくはこちらを

https://www.mext.go.jp/content/20210820-mxt_kouhou01-000007004_1.pdf

 

以下、要点 (あまりにも当たり前のことははぶいております)

地域一斉の臨時休業は、当該地域の社会経済活動全体を停止するような場合
に取るべき措置であり、慎重に検討すること。

・特に小学校及び中学校については、現時点で家庭内感染が大部分であることも踏ま
えれば、子供の健やかな学びの保障や心身への影響等の観点からも、地域一斉の臨時
休業は避けるべきであること。

・なお、緊急事態宣言の対象区域の高等学校については、生徒の通学の実態等も踏まえた上で、設置者の判断により、時差登校や分散登校とオンライン学習を組み合わせたハイブリッドな学習等の可能性を積極的に検討し、学びの継続に取り組むこと。

学習塾において複数の児童生徒が感染する事例が見られるほか、引き続き家
庭内感染が生じているなど、夏季休業期間中の活動を通じた感染が拡大している

・個人の基本的な感染予防対策は、変異株であっても、3密(密集・密接・密閉)の回 避、マスクの適切な着用、手洗いなどが有効

・発熱や倦怠感、喉の違和感などの風邪症状があり、普段と体調が少しでも異なる場
合には、児童生徒等・教職員ともに自宅での休養を徹底すること

衛生管理マニュアル https://www.mext.go.jp/content/20210514-mxt_kouhou01-000007426_1.pdf  で示す地域の感染レベルが3及び2の地域では、同居の家族に同様の症状が見られる場合も登校・出勤を控える

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レベル3及び2の地域では、児童生徒等本人のみならず、同居の家族にも毎日健康状態を確認するよう呼びかけるほか、登校時の検温結果及び健康状態の確認については校舎に入る前に行う

登校時や登校後に児童生徒等に風邪症状が見られた場合には、当該児童生徒等を安
全に帰宅させ、症状がなくなるまでは自宅で休養するよう指導

・部活は、感染リスクの高い活動等に十分留意する。学校の管理職や設置者が顧問等から活動計画書等を提出させ、内容を確認して実施の可否を判断するなど、責任を持って一層の感染症対策に取り組むこと。

・児童生徒や職員のメンタルゲルスケアについても記載

・臨時休業や出席停止等により、やむを得ず学校に登校できない児童生徒の学びを
保障するため、ICT の活用等による学習指導や学習状況の把握を行う。また、これらが可能となるよう、端末の持ち帰りを安全・安心に行える環境づくりに取り組む

高等学校への抗原簡易キットの配布を進める。

・感染者、濃厚接触者等とその家族に対する誤解や偏見に基づく差別を行わないよう指導を行う。また、ワクチン接種についても、同様に差別が行われないよう必要な指導を行う。     以上

 

学校の対応が厳しすぎるなと思ったら文部科学省の指示だったのですね。現在、当院の地域はレベル3にあたるかなと思います。臨時休校になる可能性は低そうですが、学校の欠席の基準が厳しく、それがご家族にとっては負担になりそうです。当院としては、引き続き、最新の情報の発信, ご家庭の状況も加味した医学的な判断を継続していきます。地域の皆さん、頼りにしてくださいね。