おすすめの本 「おちんちんの教科書」

今日は、おすすめの本を紹介します。

泌尿器科医ママが伝えたい おちんちんの教科書: 0才からの正しいお手入れと性の話 単行本 ,   誠文堂新光社, 岡田 百合香 (著)

 

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 この本は、泌尿器科医でありママさんでもある岡田先生が、助産院で行っている「おちんちん講座」のニーズの高いことから、より多くの方にフラットな知識を伝えたという目的で執筆した本です。

 確かに、私のブログでも、おちんちんに関する記事を書くとアクセス数が多く、外来でお母様より「勉強になりました」と声をかけていただきました。お父さんに聞いても、分からなかったり、間違った知識だったりということがしばしばあり、お母さんが1人で悩んでいるケースも少なくありません。実は、私自身も医学部に入るまでは誤った知識を持っていました。よく電車などで広告されている、美容系のクリニックの宣伝もよくないですよね。

 本は、おちんちんに関して外来でよくいただく質問がとても分かりやすく解説されています。皮をむく必要はないという話しから、おむつ替えの時のおちんちんの拭き方, お風呂での洗い方などが丁寧に解説されており、まさに痒いところに手が届く1冊です。また、トイレトレーニングや性教育のことも書かれております。これまで性教育

学校の保健体育でと思っていましたが、クリニックで発信できることも、スタッフと一緒に検討していきたいと思いました。

 この本は、ぜひご夫婦で読んでいただきたい1冊です。クリニックの本棚に入れておきますので、よかったらご覧ください。