子宮頸がんワクチンの説明のための予約枠を作りました

ここまで7回にわたり、子宮頸がんとワクチンの話をしてきました。

接種にあたり、本人・保護者ともに、接種する意義 (子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルスの感染予防)や接種後の副反応についてしっかり理解していただいたうえで、検討していただく必要があると思います。

私としては、本人が大人になってから自分で判断する、というのも、選択肢としてはありだと思います。しかし、ワクチンは初交前の接種が最も意義があることと、自費接種となり高額の自己負担 (当院では、3回の接種で4価ワクチンは48,000円, 9価ワクチンは78,000円) となってしまう、という2つの問題があります。

電話で時々相談があるようですが、それだけでは、疑問のすべてにお答えするのは難しいですし、このワクチン接種は保護者と医院だけで話を進めてはいけないと思います。

そこで、子宮頸がんワクチンの説明のための外来予約枠を土曜日の午後に設けることとしました。最初に、看護師が説明し、その後、私が医学的な質問についてお受けする形で考えております。

市から予診票が届いたけど、接種する?接種しない?で迷っている方、ぜひ、電話でご予約ください。