10/3 (土)の午前診療終了後に、カンファレンスを行い、火・金曜日のカゼ症状なしの専用時間帯を変更することにしました。
これまでについては、過去記事をご参照ください。
話し合いの詳細は以下です。
1. 9月中の火・金曜日のカゼ症状なしの時間帯の受診状況
午前11:15~12:30 平均2.8人/日
午後15:00~16:00 平均5人/日
2.スタッフより出た意見
良い点は、
・カゼ症状のない患者さんが安心して待つことができる
・コロナ感染の不安を感じながら来院する患者さんにすれば安心材料
改善を要する点は、
・熱の患者さんが「症状なし」の時間に来院し、臨機応変に対応すると混ざる可能性
がある。(ガラガラの時は、臨機応変に対応しておりました)
・苦しそうな患者さんに一度帰ってもらうのが心苦しかった。
(例えば11時30分に来院してきた方は、次は16時以降となってしまう)
・知らずに来院してしまった患者への対応 が難しい
(時間割を配布し、周知をすすめました)
・入れ替わりが時間通りにスムーズに行かない場合もある
(入れ替わり時間の直前に来院される方もおり、入れ替えが時間割通りに行かないこともありました)
・重症患者を帰してしまわない対応をしたい。
・カゼ症状「あり」と「なし」の線引きが難しい
例.咳している方が、喘息発作かカゼなのか
3.まとめ
・火・金のカゼ症状なし、専用の時間帯は、15:-00~16:00という形で継続する。
(午前の時間帯の受診者数が少ないこと、具合の悪い方へ早期に対応するため)
・カゼ症状ありの定義を、発熱, 咳嗽, 腹痛, 嘔気・嘔吐, 下痢、とする。
(事務スタッフの判断の難しい場合、例えば、腹痛がカゼなのか便秘
なのか判断が難しい場合は看護師に相談を)
・ 喘息発作による呼吸困難, 食物アレルギーによるアナフィラキシーなど
緊急時は常時対応していく
・喘息や舌下免疫療法などで定期受診している方は、受診時に新たな提案を
させていただきます。
・ご希望の方には、診察時間が近くなったら電話連絡をするというサービスを継続
していきます。
しばらくは、この形で運用し、何か問題があれば、カンファレンスを行い、対応していきたいと思いますので、ご協力のほどよろしくお願い致します。