神奈川県海老名市 まなべ小児科 療事務募【パート】集要項 【2024.1.21】

パートの事務さんが3月末で定年退職予定のため、新たにパート事務のスタッフを募集させていただくことにしました。

 

育児支援を通じて、全てのこども達・保護者の方が笑顔でくらせる地域作りに、一緒にチャレンジしませんか?

 

相鉄線さがみの野駅北口より徒歩2分

✔車通勤・可

 

【職種】医療事務 (パート)

募集人数】1名

平日午後中心。月に1回以上土曜日午前に勤務が出来る方

【勤務場所】まなべ小児科クリニック https://www.manabe-shounika.jp/

【業務内容】

・清掃

・受付

・電話対応 (予防接種の予約など)

・LINE対応 (オンライン診療対応など)

・入力作業 (問診・病名, 処方, 検査など)

・レセプト補助(パートさんは休日出勤はありません)

・院長の雑務の補助

・その他、クリニックの運営にかかわる業務

【勤務時間】

月, 火, 水, 金, 土

午後14:00~18:00 (延長する可能性あり)

※土曜日は8:30~12:30 (13時頃まで延長)

【休日】木・日・祝日   

【試用期間】最大1ヶ月

【時給】 時給 1,150円~ 

通勤手当規定分を支給します。

【求める人材】

1) 協調性のある方

2) きちんとした言葉遣いのできる方

3) 新しい事を取り入れていくのが苦手でない方

4) 基本的なPC操作ができること (Excel, Wordなど)

5) 土曜日の午前も月1~2回勤務できる方 (2~3名のパートで交替勤務)

6) 医療事務の資格を有する方 (必須ではないです

 ※未経験の方も大歓迎です

 

【その他】

医学的な内容について勉強意欲のある方、アレルギー疾患や発達障害の診療に興味のある方、医療を通じて社会にもアプローチしていきたい方、大歓迎です。

 

院長がどんな人かイメージつくかも?

 

面接をご希望の方は、下記Googleフォーム

あるいはengageよりご応募ください。

 

docs.google.com

 

en-gage.net

 

良い出会いを楽しみにしております。

 

児童発達支援事業所コンパスのブログを開設しました

事業所のブログを開設しました

ameblo.jp

 

私自身はてなブログを使用しているのですが、比較したくて、今回はアメーバブログに冒険してみることにしました。

 

事業所コンパス内での日々の様子や療育的な内容を発信していければと思います。

毎日の更新はプレッシャーになるので、ゆるやかに更新していきます😅

また、事業所のスタッフみなで運営していきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

【再投稿】座間神社のごりやく

これから受験シーズンが本格的に始まりますが、保護者の方の中には、神社に行き、合格祈願をする方も少なくないかなと思います。

私の実家は、私の受験以来、「座間神社」に参拝するようになりました。

武相総鎮護 座間神社|人生儀礼のご祈祷・結婚式・七五三 (zamajinja.or.jp)

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武相総鎮護 座間神社|人生儀礼のご祈祷・結婚式・七五三 (zamajinja.or.jp)より引用

私が1浪の時です。医学部の受験にことごとく失敗しておりました。確か10連敗ぐらいだったかな?医学部は1次試験で約2000人から約300人に絞り、2次試験で約100人が合格となります。大手予備校の模擬試験では合格圏内だったはずの大学ですら、1次試験さえも通らず、2浪は確定だなと思っておりました。こうした状況の2月20日頃、3月1日に試験のある埼玉医大を受験するように頼まれました。私は当初、学歴を気にする人間だったので、拒否しましたが、父の「とりあえず受けてくれ。来年に向けて実力も測れるだろう。頼む!」という気迫に負け、腕試しの気持ちで受験することとなりました。

そして1次試験。苦手な数学が例年よりずっと難しく、生物も難しくて途中でやる気をなくし寝てしまいました。これは落ちたかなと思ったら、予想外の合格。その約1週間後の2次試験は小論文と面接。小論文が「人の死について」という難しいテーマでした。当然、書けるはずはなく未完成で面接にのぞむことになりました。面接の時に、小論文について「最後まで書けていないけどどういうこと?」と突っ込まれたましたが。「これは今の私には書けない難しいテーマです、入学させていただけたら6年間かけてじっくり考えていきたいと思います」と答えたら、面接官の先生方は全員大爆笑で、終始なごやかな雰囲気で終わりました。こりゃ、絶対の落ちたなと思い、私は「合格発表を見に行かなくてもよい」と言ってましたが、父が「万が一のこともある」と言って、母を見に行かせたら、なんと予想外の正規合格でした。後で、聞いた話では、1次試験の比重が高かったようです。大学入学後、最初の正月の初詣で、いつも行く、名のある○○神社に行かず、座間神社に向かったので、理由を確認したところ、そこで初めて、父が座間神社で私の合格を神様にお願いしていたという事を知りました。

 数年前に、某製薬会社のMRさんより、「前任者のNさんが私の話を聞いて、座間神社でお嬢様の大学受験を祈願したら、無事に第1志望に合格できた、と喜んでいた。」という話を聞きました。

それだけでなく、昨年、私の親族のH君も、10%程度の可能性しかなかったチャレンジ校に

合格しました。

 合格は、私,Nさんのお嬢様やH君の努力によるものが大きいですが、座間神社は、受験関連では穴場的なパワースポットかもしれません。

個別支援計画書~赤ペン先生になれなかった

 先日のカンファの後にできあがった個別支援計画書を確認しました。

 私のチェックはかなり厳しい方です。病院勤務医時代は後輩の学会スライドをチェックしてきましたし、クリニックでは事務さん達に依頼した文書をチェックし、進研ゼミの赤ペン先生状態にしてきました。

 早速、チェックして、「よしよし、突っ込みどころ満載。これで児発管の先生から尊敬のまなざしまちがいなし😀まだまだ私の力が必要じゃな👴」と思いつつ、何点か指摘して返しました。

 翌日、「あの~恐れ入りますが、原案の方をご覧になったのではないでしょうか」

とslackに連絡は。「お、そうか」と思い、本案をみたらビックリ。すごく、洗練された支援計画でした。具体的かつ実現可能な目標が立てられており、どのような方法で支援していくのかも明確に記載されておりました。お世辞抜きに、地域でトップレベル、いや日本でもトップレベルの支援計画書ではないかと思いました。本当にすごいメンバーが集まったなぁ (まだほめ足りないのですが、皆からプレッシャーになりますよ~と怒られてしまうのでこれぐらいにしておきます)

おかげさまで、このままでは、私が足を引っ張る要因になってしまうとほどよい危機感を感じながら勉強と仕事に取り組んでいます✎💻

 

激戦区に開業したせいか、まだまだ空きがございます

医療×療育、小児科医と多職種による多角的なアセスメントと支援にご興味をお持ちの方は、気軽にコンパスへご連絡ください。

manaberyouiku.com

 

【内覧会】1/27 午前・午後 2部で行います

1/27 (土)
① 10:00~12:00
② 14:00~16:00

に内覧会を行います。

 

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teammanabe.hatenablog.com

 

医療×療育の実現への第1歩 個別支援計画の作成カンファに参加しました

 先週の木曜日(1/11)にコンパス内でスタッフ達と一緒に支援計画を作成するためにカンファレンスに参加しました。

 まず、最初に、アセスメントの時の動画を1時間ほど視聴しました。体の使い方, 遊び方, 共同注意の頻度,指差しの有無, 音への注意の向け方etc インフォーマルな状態での様子を観察しました。

 その後、まずは気付いたことをあげていきました。言語聴覚士, 作業療法士, 心理士, 保育士, 児童指導員による多職種の視点より、色々な視点での気づきがあげられました私1人では気付かなかったこともたくさん挙げられました。これぞ、私が求めていたものです!

 その後に、気付いたことの背景を分析。右手を使って姿勢を維持している, 今は遊びは物の出し入れの段階が中心, 物を見る力に伸びしろがある、などなど。 

 最後に、5領域, 1)健康・生活, 2)運動・感覚 3) 認知・行動 4) 言語・コミュニケーション 5)人間関係・社会性 それぞれについて目標と支援を考えました。

 皆が私に気を遣いすぎないかを確かめようと、わざと少しはずした提案をしましたが、OTの先生より、「まだ難しいと思います!」とばっさり切られました。心配はご無用でしたね😅すでにいじられキャラとなっておりますので(私をきちんと立ててくれています)

 1人のお子様・ご家族を私1人でなく、多職種で支援を考えていく、まさに至福の時間でした。感極まり、カンファレンス中に嬉し泣きしそうになりました。ここまでの道のりがそれなりに大変なものだったから。まだ、スタートしたばかり。大きな目標に向けて、コンパスとまなべ小児科クリニックで力を合わせて1歩ずつ進んでいきたいと思います。

 

【事業所】コンパスの名前の由来

児童発達支援事業所「コンパス」は2024年1月より開所しました。

現在、利用児童さんの募集をしているところです。

 

今日は、事業所の名前「コンパス」について紹介させていただきます。

最初は、事業所の名前を、私の方針の「切れ目のない、一貫して継続した支援」を基に色々と名称を考えましたがしっくりとくるものがありませんでした。そこで、私の大事なものに由来した名前を付けたいと思いました。

 そこで、私にとって大事なもの、オリエンテーリングに関連した名前を付けたいと思いました。以前にも紹介させていただきましたが、オリエンテーリングとは、地図とコンパスを持って山の中に入り、地図上のチェックポイント を△ (スタート)から◎(ゴール)まで順番に回るタイムを競います。

http://www.ostrich.co.jp/products/detail.php?pid=4296より引用

 

こんな感じで山の中を走ります。

森を走ろう〜オリエンテーリング〜 - YouTube

オリエンテーリングHOWTO(北海道オリエンテーリング協会2018年制作) - YouTube

 

オリエンテーリングは、地図を読む+コンパスを使うことで、目的地に到達することができます。

 療育に例えると、地図を読むのが知識や支援技術、支援(療育) 計画がコンパスになります。保護者の方にとっては、医療機関で診断をうけた時や療育を受ける時の受給者証が交付された時って、どのように進んでいけばよいか分からないですよねお子様の支援に必要な知識や技術を提供しつつ(地図の読み方を共有しつつ)、進む方向を私達が示すのではなく、一緒に療育プランをたてつつ(一緒にコンパスを振りながら)、伴走させていただければと思います。

 

地域の皆様、児童発達支援事業所「コンパス」をよろしくお願いいたします。

 

(番外編:私とオリエンテーリングの出会い)

 私がオリエンテーリングに出会ったのは大学1年生の時の春休み。医学部の狭い世界になじめずに、ややノイローゼ気味になり、やりたい事なく、バイトしたり、ゲームに明け暮れていました。東京農業大学に進んだ、鎌倉学園時代の友人に、教えてもらい、図々しくも、東京農大のサークルに入れてもらいました (大根踊り大好きです!)。

東京農業大学応援団大根踊り「青山ほとり」 - Bing video

 そこから、オリエンテーリングにのめり込み、やりたいことができてからは、毎日がいきいきとしたものになり、ゲームもやめ、勉強も頑張りました。大袈裟かもしれませんが、オリエンテーリングに出会って、人生が救われました。どんなことでもよいので、やりたい事を見つけるのってすごく大事だなと思います。

 

 

 

 

【2年前の同窓会誌への投稿記事】最強の小児科電子カルテを一緒に作りませんか? 2021.8執筆

当院は2021年6月に念願であった電子カルテクラウド型)を導入しました。これだけなら、「良かったですね」で終わる話ですが、実はこの電子カルテはまだ開発中で、ようやく荒波を越えつつあるところなのです。

以前より、私は、電子カルテ化を熱望しておりました。理由は大きく分けて3つあります。一つ目は、業務の効率化です。看護師が事務の手伝いやカルテ運びに時間を取られており。また本人達もこれでいいと思っているようなところがありました。事務職の負担を減らすことで、看護師達には、患者さんへの問診や患者さんへの説明など、専門職としての仕事

に集中して欲しいという思いがありました。二つ目は、情報の共有です。これまでの紙カルテは、診療終了後にすぐに片付けられてしまい、振り返られることがほとんどありませんでした。電子カルテ化により、気になる患者さんは全ての職員で情報共有がしやすくなると考えました。最後は、臨床研究です。紙カルテと違い、格段に研究がしやすくなります。何もしないまま3年が過ぎてしまいましたが、これで言い訳ができなくなりました。最初は、私の父(院長)は電子カルテ化に大反対だったのですが、相原雄幸先生がクラウド電子カルテを私にすすめてくださっていること, 東北大震災の時に、クラウド電子カルテの医院の方が紙カルテの医院よりも被害が少なかったということやIT導入補助を受けられる可能性があることを話したところ、導入を検討してくれるようになりました。それが2020年の9月頃です。さあ、いざ進めというところでしたが、新型コロナウイルス感染による経営状態が悪化しており、資金的には厳しい状況でした。そこで、まずはコストの安い、メドレー社のデモを受けることにしました。メドレーの電子カルテは、やや使いづらそうと思いましたが、説明に来てくれたスタッフが会社に誇りを持っていることは好感が持てました。彼はメドレー代表の豊田剛一郎氏の著書「ぼくらの未来をつくる仕事」を置いて帰りました。その時は、メドレーに気持ちが傾き始めていましたが、他社の話を聞く約束をしておりましたので、それが終わってから返事をすることにしました。次に、EMシステムズ社の話を聞きました。導入コストはそれほど高くはなく、また使いやすそうな印象を持ちました。この方も自社に誇りを持っている印象でした。その次に、ユヤマの説明を聞きました。カルテはダントツで使いやすそうだったのですが、コストが高く、IT補助申請を使用しても厳しいと感じました。最後の、クリプラ社は論外で、2分で結論が出ました。当時の当院の経営状況を考えるとメドレー社が妥当であったのですが、豊田剛一郎氏の著書を読み、彼に対して「調子にのっているエリート」という悪い印象を持ってしまいました。約半年後に私の予感が正しかったことが証明されてしまいます。最終的に、IT補助申請が採用されるという条件付きでEMシステムズ社を選択することにしました。

 私は正直IT補助申請を甘く見ておりました。採択率が20%と聞いた時も、これまでも研究費申請などの書類は作成してきているしと、妙な自信がありました。しかし、結果は「不採択」でした。得られたのは結果のみで、採択されなかった理由は分かりません。これは経済産業省による何らかの忖度が働いているに違いない、と考え撤退しようとしました。しかし、EMシステムズの担当の方の熱意に負けもう1度チャレンジすることにしました。休日に2時間以上かけて一緒に作成と見直し作業を行い、満を持して挑みましたが、結果は、非常にも再び「不採択」でした。

 もう電子カルテは、しばらくはあきらめようと思っていたところ (2021年2月頃だったかな)に、1通のFAXが届きました。内容は、「電子カルテの開発に協力してくださいますか?」という内容でした。協力することで、なんと導入費が無料になるようです。私はワクワクしながら、送り元のB&W社 (現在は株式会社Henry) のホームページ(https://lp.henry-app.jp/)を調べました。役員の方達の経歴が興味深く、また慶應義塾大学の眼科の先生も開発に関わっていることより、話を聞いてみようと思いました。デモに見えた役員の方は、とても感じが良く、好感が持てました。また説明がこれまでの会社の中でも最も分かりやすく、実際に電子カルテも使いやすい印象を受けました。クリニックの経営状況の後押しもあり、慎重な私らしくなく、直感でこの会社の電子カルテの導入を進めようと決心しました。

5月に2度のシミュレーションを行い、6月1日よりスタートしました。初日は修羅場でした。心配していたことが、全て起こり、ある意味想定範囲内でした。システムの一時的な不具合、Wi-Fiがつながらない、などなど。Wi-Fiがつながらなくなった時は、B&W社の方のスマホテザリングで乗り切りました。患者さんをたくさん待たせることになってしまいましたが、診察室ではねぎらいの言葉をかけていただき、地域の方々の優しさが心にしみました。また、従業員より、「紙カルテの方が絶対良かった」など短絡的・批判的な発言はなく、今後に向けた生産的な意見の表出があり、皆の成長を嬉しく思いました。諸問題を解決した上で2日目へ。その日は、サポートなしの予定でしたが、CEOを含めた2人体制で現場の状況を確認してくださいました。幸い大きな問題なく終わりました。シミュレーション時には、1人の患者さんの入力に15分ほどかかり絶望的な状況であった父(院長)からも、徐々に慣れてきて「ハンコより楽だ」という言葉も出てきました。3日目以降も、緊急性のある要件はLINEによるサポートですぐに対応してもらいながら徐々に慣れてきました。当初は1日に10回以上LINEでのやり取りがあったのですが、最近は数日に1回のやり取りとなっております。処方箋も最初は、薬局から疑義照会の嵐でしたが、私も薬局に直接足を運び、謝罪しつつ、現場の薬剤師との対話をもとに、B&W社(現在は株式会社Henry)と一緒に解決策を考えました。現在は、薬局からの疑義照会も紙カルテの時と変わらないぐらいになりました。その他、当院からの要望に対して、いつも急ピッチで対応してくださり、毎週、電子カルテがより使いやすいものに進化していっております。後で聞いたのですが、電子カルテを監修した慶応の眼科の先生の医院を除くと、当院が1件目の導入だったようです。最初は大変でしたが、電子カルテはとても使いやすく、私の意見も反映されるので、今ではIT補助申請が「不採択」で良かったと思えるようになりました。B&W社(現在は株式会社Henry)では引き続き開発に協力してくれる医師を探しております。私と一緒に日本一の電子カルテを作りませんか?(現在は、開発協力募集は終了しているかも)