外来中の一場面~名言が生まれることも

今日は、外来での印象に残った場面を紹介したいと思います。良かったら、家事の合間や仕事の休憩中にお読みになってください。これを読むことで、ほっこりしていただけると幸いです。

 

1) これで23本目

 あるワクチン接種の時、小学生のお兄さんが、「これで23本目」と言いました。

お母さんによると、前日の夜にあまりにも怖がるので、母子手帳を開き、これまで

の接種本数を数えたようです。とてもスムーズに接種できました😃。

 その後に、もう少し年上のお兄さんが接種に来ましたが、とても怖がり椅子に座るのも一苦労。私は、「これまで何本注射してきたか数えてみよう」と母子手帳を開いて、これまで28本接種してきたことを確認しました。そしたら、その子は。「今日はたった1本だし大丈夫」と落ち着いて接種してくれました👍

 これは、ワクチン接種を怖がるお子さんには有用かもしれません 

 

2) この注射は雑魚だね

ワクチンを必死に頑張り接種したお兄さん、注射後にすかさず、「雑魚だね」と言い放ちました。私や看護師さんはすかさず「○○君、強いね」と合わせました😁お兄さんはとても得意そうでした。

 

3) ちょっと気が早いアフターコロナ

予防接種の時に、お母様より、園では、アフターコロナだからマスクをはずしましょう、消毒はやめましょう、となっていますと聞きました。

う~ん、現在、第9波の入り口に入っているかもしれないんですけど・・・😅(明確に、第9波に入っているという専門家の方もいらっしゃいます)。アフターコロナというにはまだ早いんじゃないかな。園長先生~せめてwith コロナにしましょう

 

4) 保育園でみんな鼻汁をたらしているんですね

お子様が保育園に入園したばかりのお子様がカゼ症状で受診されました。お母様が「

保育園ではほぼ全員、クレヨンしんちゃんぼーちゃん鼻をたらしていていました。

登園可の基準が分からなくなってきました」と悩んでいるようでした。「きれいな言葉でないかもしれませんが、鼻たれ小僧という言葉があるように、子どもは鼻をたらしているものです。発熱なく、咳がひどくなく、元気と食欲があれば大丈夫です」とお話しておきました。

 

5) お医者さんごっこがパワーアップ

幼稚園児のお嬢様。もしもしや注射だけでなく、コロナ検査や電子カルテや「今日はどうしましたか~」と問診も加わったようです😃

 

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