もっか立ち上げ準備中の児童発達支援事業所の名称を「コンパス」に決めました。
私の方針の「切れ目のない、一貫して継続した支援」を基に色々と名称を考えましたがしっくりとくるものがありませんでした。そこで、私の大事なものに由来した名前を付けたいと思いました。
そこで、私にとって大事なもの、オリエンテーリングに関連した名前を付けたいと思いました。以前にも紹介させていただきましたが、オリエンテーリングとは、地図とコンパスを持って山の中に入り、地図上のチェックポイント を△ (スタート)から◎(ゴール)まで順番に回るタイムを競います。
こんな感じで山の中を走ります。
オリエンテーリングHOWTO(北海道オリエンテーリング協会2018年制作) - YouTube
オリエンテーリングは、地図を読む+コンパスを使うことで、目的地に到達することができます。
療育に例えると、地図を読むのが知識や支援技術、支援(療育) 計画がコンパスになります。保護者の方にとっては、医療機関で診断をうけた時や療育を受ける時の受給者証が交付された時って、どのように進んでいけばよいか分からないですよね。お子様の支援に必要な知識や技術を提供しつつ(地図の読み方を共有しつつ)、進む方向を私達が示すのではなく、一緒に療育プランをたてつつ(一緒にコンパスを振りながら)、伴走させていただければと思います。
地域の皆様、児童発達支援「コンパス」をよろしくお願いいたします。
(番外編:私とオリエンテーリングの出会い)
私がオリエンテーリングに出会ったのは大学1年生の時の春休み。医学部の狭い世界になじめずに、ややノイローゼ気味になり、やりたい事なく、バイトしたり、ゲームに明け暮れていました。東京農業大学に進んだ、鎌倉学園時代の友人に、教えてもらい、図々しくも、東京農大のサークルに入れてもらいました (大根踊りできます!)。
東京農業大学応援団大根踊り「青山ほとり」 - Bing video
そこから、オリエンテーリングにのめり込み、やりたいことができてからは、毎日がいきいきとしたものになり、ゲームもやめ、勉強も頑張りました。大袈裟かもしれませんが、オリエンテーリングに出会って、人生が救われました。どんなことでもよいので、やりたい事を見つけるのってすごく大事だなと思います。