ピックアップ医療ニュース 2022.11~12上旬

今回は興味深いニュースが盛りだくさんでした。抗肥満薬は興味がありますが、まずは運動と食事をしっかり見直さないといけないですね。わかっちゃいるけど、要領が悪く、運動の時間が確保できていないです😭健康な人の便の細菌群や薬事承認されたのはロマンですね。現在、色々な疾患と腸内細菌叢の関連が指摘されており、色々な分野で使用されていくかもしれません。

 

1.介護保険2割負担の対象拡大へ、ケアプラン有料化は見送り…厚労省方針 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

老後の負担が増えると思うときついですね。これは少子化対策に全力投球をするしかないと思うのですが。

 

2.「抗肥満薬」オルリスタット、処方箋なしに薬局で購入可能に…ネット販売は不可 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

オンラインでは買えず、対面販売のみのようです。私も腹囲からすると使用対象になりますね。でも、服用は食事や運動に取り組んでいるのが前提だからダメなようです😭

 

3.サル痘の名称「mpox」に変更 WHO、動物福祉などへ配慮:朝日新聞デジタル (asahi.com)

サルではなく齧歯(げっし)類が宿主と考えられていることから、サルにとってはとんだ濡れ衣でしたね。WHOによると、今後1年間は、両方の名前を同時に使用するが、「monkey pox」という用語は段階的に減らすようです。これまで日本では7名の感染が確認されています。

 

4.増えてる「梅毒」、マッチングアプリやSNSでの出会いが原因なの? 過去最多の1万人超えの性感染症、専門家に聞いてみた(47NEWS) - Yahoo!ニュース

人口当たりの外国人旅行者が多かったのは北海道、東京、山梨、京都、沖縄でしたが、東京以外の感染者数は他の県と比べてあまり高くありませんでした。さらに在留外国人などについても調べましたが明確な関係性はみられませんでした。一方、分析でマッチングアプリの利用率が高い都道府県と人口当たりの梅毒の感染者数には関係性がみられました。他にもマッチングアプリの利用とリスクのある性行為や性感染症の経験の関係性を示唆する研究はあります。

 

5.皮下を幼虫がはう「顎口虫症」青森県で初確認 約130人に症状 多くはシラウオ加熱せず食べる(ATV青森テレビ) - Yahoo!ニュース

皮下を幼虫がはう「顎口虫症」青森県で初確認。約130人に症状 多くはシラウオ加熱せず食べる幼虫が皮下組織に移動し皮膚にかゆみや腫れの症状が出るほか、まれに目や脳神経に移動して失明や麻痺などになるとされています。治療は、一般的に虫を駆除する薬が用いられますが外科的に虫を摘出する場合もあります。

 

6.便の細菌群、初の薬に 米承認、感染症再発を抑制(共同通信) - Yahoo!ニュース

健康な人の便に含まれる細菌群を初めて医薬品として承認した。クロストリジウム・ディフィシルという細菌の感染症を繰り返す18歳以上の患者が対象で、肛門から薬を注入し、腸内細菌のバランスを回復させて再発を抑える。

 

7.原因不明の小児肝炎、国内122人「急増みられず」 関連学会も調査:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 

8.武田のデング熱ワクチン、EUで使用承認(ロイター) - Yahoo!ニュース

デング熱は海外から持ち込まれる可能性があるし、以前に代々木公園周辺で発症例が複数報告されたこともありますね。ワクチンの安全性と有効性については要注目ですね。

代々木公園を中心とした都内のデング熱国内感染事例発生について (niid.go.jp)