【発達支援】幼児の食事の支援

 先日、こども発達支援研究で、乳幼児期の食べる事の発達~幼児食の支援 (講師:定金雅子先生)という講演を視聴しました。講師の先生の迷惑にならない範囲で、オーッと思った内容を紹介していきたいと思います。

ACイラストよりダウンロード

・食に関する支援をする前に、どうしてその子にとって支援が必要なのかを考える

 

甘いものでつらない:砂糖と脂肪の味は毎日過剰摂取していると脳内の快楽物質であるβエンドルフィンが増加し、依存性がでてきしまうので注意。

 

新奇不安・恐怖:こどもは見たことのないものや見た目が嫌な物は軽快し拒む傾向がある。他の生活場面でも新奇不安の強いお子さんは、食事場面でも現れやすい。暮らしの中で、自分で見て判断して遊ぶ経験が必要 。近くにいる大人は「食べなくてもいいヨ」というスタンスで

 

食事中の姿勢:良い姿勢のキープは難しいが、良い姿勢をとれる環境を整えておく

むせやすい、食べこぼしの多い、時は、必ず、椅子、机、体が適合しているか確認する。

 

・ずっと座っていられない:覚醒度が落ちてきて食べる事に集中できない。姿勢が崩れる。この場合は、動く目的を与える (お水を自分でおかわりしにいくなど)座位保持クッションや滑り止めマットを使う(姿勢保持に使うエネルギーを食べる事に使う)

 

6つの基礎食品のグループにあるものが1つでも食べられればOKと心のゆとりを持つ

 (同じグループにあるものはほぼ同じ栄養を含んでいる)

https://ameblo.jp/gsalus03/entry-12606313576.htmlより引用

 

その他、勉強になったことがたくさんありましたが、これぐらいで・・。後は外来で一緒に、お子様が食事を取らない背景の推測と今後の作戦を一緒に考えて行きましょう。