先日は、こども発達支援研究さんのこどものトイレトレーニングをどう支えるか? (講師:定金雅子先生)というタイトルの講演を視聴しました。
トイレトレーニングにフォーカスを当てた講演は初めてで大変勉強になりました。
演者の先生に迷惑がかからない範囲で、印象に残った点を書きたいと思います。
子どもが自分でトイレに行くのって、なかなか大変なスキルなんですね。
尿意や便意に気付いたときに、今やっている遊びを中断する, 他に気になる刺激を抑制する (例.トイレに行く途中で気になるものを見つけてもそれに引っ張られない), トイレに行くことを自己決定する, トイレまでおしっこを我慢していく、など
実行機能 (がまんする力, 注意を切り替える力, 注意を分配する力)が必要になります。
う~ん、そこまで考えていなかったなぁ😅
トイレはあくまでも暮らしの一部で、トイトレは、他の日常生活におけるお子様の実行機能の発達具合も考慮する必要があるようです。
また、子ども目線で考えると、排便ってなかなかの一大事なんですね。なんせ、今までオムツに自由に排泄できていたのに (オムツは体の一部のようなものだったのに)、突然、便器に座り排泄するという変化を求められるのです。また、一言でトイレといっても、場所によって、形・音・匂いなどそれぞれ異なってきます。そういえば、息子も、外のトイレの便座を「冷たい!」とビックリしたり、自動洗浄の音を聞いて最初はダッシュで逃げたりしていたなぁ。
子どもにとってトイレでの排尿・排泄は高度なスキルが求められること、一大事であることを、理解してあげつつ、トイトレに取り組めるとよいですね☆ミ