【再修正】新型コロナウイルス感染(を心配して受診した)時の受診費用

新型コロナウイルス感染症の受診費用についての過去記事の再修正。

修正点は、1) まん延防止適用中は、保険点数が上がるため、診断時のオンライン診療の受診費用が高くなります(3割負担で1400円→2200円) ,  2) 民間の保険会社に申請して認めてもらうにはPCR検査「陽性」の証明が必要な場合もあります(=みなし陽性では認めてもらえない場合もある)、の2点を追記しております。

 

外来で、医療証のない方に時々、「いくらかかりますか?」という質問をいただきます。今日は、それにお答えしていきたいと思います。 

病院の機能 (当院は神奈川県より発熱診療等医療機関の指定を受けております No.1758)

によっても、金額は変わってきますのですべての医療機関に適用できるわけではありません。また、コロナ関連の診療報酬はすごく複雑です。しかるべき所に電話をして確認しているものの、後で、変更となる可能性もあることご了承のほどお願い致します

もし、間違いでないか?と思った医療関係者の方がいたら、やんわりとご指摘をお願い致します(調べてはいるものの、確実な自信がなく、すみません💦)

 

まず、基本ルールとしては、

新型コロナのPCR検査や抗原検査の費用は公費で負担される

    (ただし、鼻の中をこする手技料の5点 (3割負担で15円) には適用されない)

 

→ 初・再診料, 発熱例などコロナが疑われる患者さんに対応するための加算, 処方箋料

 などは患者さんの負担になる。

 

新型コロナ感染症とすでに確認されている場合、療養期間中においては、来院での

 診療, オンライン診療や電話診療は公費負担となる。

 

医療証のあるお子様の場合、通常の診療と同様、患者さんの負担はありません。

 

以下に架空の例を提示していきます。

 

ケース1:頭痛と喉の痛みがあり新型コロナウイルス感染が心配で受診した19歳。PCR検査を実施し、解熱鎮痛薬を処方し帰宅した。2日後に、新型コロナ検査が「陽性」と判明

A.3割負担で約2800円

※2日後新型コロナウイルスの結果が「陰性」であっても同額です

※新型コロナ以外の検査 。例えば、血液検査やインフルエンザ検査をした場合、

 金額は変わってきます。

 

ケース2:前日からの発熱と喉の痛みで受診した33歳。抗原検査を実施し、解熱鎮痛薬を処方し帰宅した。当日、新型コロナ検査が「陽性」と判明

A.3割負担で約2600円

※当日「陽性」が判明した場合、処方箋料分の負担が減ります。ただし、検査の感度は抗原検査≦PCR検査であることに留意する必要はあります。

 

(間違いが発覚し修正しております)

ケース3:17歳。高校で新型コロナの同級生が複数いた。朝から発熱とのどの痛みをみとめ、自宅で抗原検査をしたら「陽性」だった。当院で電話 (オンライン) 診療をし、新型コロナウイルス感染症と診断した。解熱鎮痛薬を処方した。

A.3割負担で1400円 

(解説) 初診料やその他は発生します。処方料は公費対応となります

(以下を追記)

※まん延防止期間中の対応は、保険点数が上がるため、診断時のオンライン診療の費用が上がります。3割負担で約2200円になります。

【事務連絡】新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取扱いについて(その66) (mhlw.go.jp)

※成人の方で、民間の保険会社に申請予定の方は、PCR検査を受けることをおすすめしております(みなし陽性では認められない可能性があります)

 

ケース4:25歳。2日前にPCR検査が陽性にて新型コロナと診断されている。咳嗽がひどくなったため、オンライン診療を受け、咳止めを処方された。

A.0円 

(解説)すでに診断されているので0円になります。

 

新型コロナ確定例は基本的に電話で対応しており、稀なケースですが、

ケース5:40歳男性。3日前に微熱と咳嗽で受診しPCR検査を受けた。。前日にPCR検査結果が「陽性」と判明。本日、高熱と息苦しさを訴え再受診した。呼吸状態の問題ないことを確認し、解熱薬を処方し帰宅した。

A.3割負担で0円 

(解説)  これも、すでに新型コロナ陽性と判明している方への対応なので、患者さんの負担はなくなります。

 

注意点として、医療機関を受診せず、自主療養システムを利用して、新型コロナ 自主療養について - 神奈川県ホームページ (pref.kanagawa.jp) 療養を開始した方には、

公費は適用されません。