発達障害の相談支援と構音障害の講演で得たこと

2/23, 2/24の休みの間に、こども発達支援研究さん主催の講演の見逃し配信を2本視聴しました。

1つは、発達障害にかかわる相談支援と実践 (講師:大阪京都心の発達研究所 葉 浜内綾乃先生)でした。テンポと切れ味のよい関西弁に引き込まれてしまいました。支援の場で悩む内容が網羅されており、素晴らしい講演でした。倫理上、内容の全てを紹介できないので、1点だけ心に残ったことを共有させていただきます。「良い支援は安心して失敗できる支援」つい、自閉スペクトラム症の子は、失敗に弱いので、つい成功体験をつませて自己肯定感を高めるようにと考えてしまいますが、失敗した後のリカバリーや振り返り(失敗が悪いことではない), 失敗を繰り返す中で身につける適度な「あきらめ」を学んでいくことが大事と聞き、なるほどと思いました。

2つめは、構音障害への支援について学ぼう (講師:ことばの相談室コトリ、寺田奈々先生)でした。外来で時々、例えば、カ行が発音できない、など相談をいただくことがあり、受講しました。言語聴覚士につなぐタイミングや発声練習を開始するタイミング、

その他、たくさんの得たことがありました。

 

発達支援の分野、まだまだ学ぶべき事がたくさんありますね。こまめにアップデートし、より良い支援につなげていければと思います。