座間神社のごりやく

これから受験シーズンが本格的に始まりますが、保護者の方の中には、神社に行き、合格祈願をする方も少なくないかなと思います。

私の実家は、私の受験以来、「座間神社」に参拝するようになりました。

武相総鎮護 座間神社|人生儀礼のご祈祷・結婚式・七五三 (zamajinja.or.jp)

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武相総鎮護 座間神社|人生儀礼のご祈祷・結婚式・七五三 (zamajinja.or.jp)より引用

私が1浪の時です。医学部の受験にことごとく失敗しておりました。確か10連敗ぐらいだったかな?医学部は1次試験で約2000人から約300人に絞り、2次試験で約100人が合格となります。大手予備校の模擬試験では合格圏内だったはずの大学ですら、1次試験さえも通らず、2浪は確定だなと思っておりました。こうした状況の2月20日頃、3月1日に試験のある埼玉医大を受験するように頼まれました。私は当初、学歴を気にする人間だったので、拒否しましたが、父の「とりあえず受けてくれ。来年に向けて実力も測れるだろう。頼む!」という気迫に負け、腕試しの気持ちで受験することとなりました。

そして1次試験。苦手な数学が例年よりずっと難しく、生物も難しくて途中でやる気をなくし寝てしまいました。これは落ちたかなと思ったら、予想外の合格。その約1週間後の2次試験は小論文と面接。小論文が「人の死について」という難しいテーマでした。当然、書けるはずはなく未完成で面接にのぞむことになりました。面接の時に、小論文について「最後まで書けていないけどどういうこと?」と突っ込まれたましたが。「これは今の私には書けない難しいテーマです、入学させていただけたら6年間かけてじっくり考えていきたいと思います」と答えたら、面接官の先生方は全員大爆笑で、終始なごやかな雰囲気で終わりました。こりゃ、絶対の落ちたなと思い、私は「合格発表を見に行かなくてもよい」と言ってましたが、父が「万が一のこともある」と言って、母を見に行かせたら、なんと予想外の正規合格でした。後で、聞いた話では、1次試験の比重が高かったようです。大学入学後、最初の正月の初詣で、いつも行く、名のある○○神社に行かず、座間神社に向かったので、理由を確認したところ、そこで初めて、父が座間神社で私の合格を神様にお願いしていたという事を知りました。

先日、某製薬会社のMRさんより、「前任者のNさんが私の話を聞いて、座間神社でお嬢様の大学受験を祈願したら、無事に第1志望に合格できた、と喜んでいた。」という話を聞きました。

合格は、私やNさんのお嬢様の努力によるものが大きいですが、座間神社は、受験関連では穴場的なパワースポットかもしれません。