お母様からの質問:おちんちんに水疱ができています

夕方に嬉しいニュースが飛び込んできました。母校の鎌倉学園が、神奈川県の夏の高校野球大会で新型コロナウイルス感染症拡大に伴い出場を辞退した、城郷高校・藤沢工科高校と明日練習試合を行うのです。こんな粋なことをする母校を誇りに思います。

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今朝、投稿した記事ですが、いただいた意見をもとに画像を病変部に限定したものに修正しました。意見をくださった方、ありがとうございました。当院かかりつけの皆様、ブログ記事に限らず、ご意見をいただければと思います。より質の高い診療とサービスを提供するために、今年度中に院内に目安箱のようなものを設置したいなぁとは考えております。

 

先日、お母様より「おちんちんに水疱ができています」という相談をいただきました。皮をむいて洗おうとしたのをきっかけに気付いたようでした。図のような状況です(写真掲載の許可をいただいております)

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これは、傍外尿道口嚢胞 (ぼうがいにょうどうこうのうほう)です。尿の出口に接した部位の片側あるいは両側に嚢胞 (のうほう)という、液体が貯留した袋状の腫れ物ができます。発生頻度は、乳児検診(男児)で500人中3名の割合で見いだされたとの報告があり決して稀はありません。発症年齢は出生時から幼少期がもっとも多く、次に10歳代での発症が多くみられます。一般的に先天性ですが、後天的、尿道の外傷・炎症・感染により生じる場合もあります。多くは無症状です。良性の嚢胞のため症状がなければ、経過観察でも問題ありませんし、自然に縮小し消失することもあります。治療は、穿刺して嚢胞から液を抜くこともありますが、再発しやすいため嚢胞全体をとる手術方法がすすめられています。