2021-22シーズンの季節性インフルエンザワクチンの接種について【日本ワクチン学会の見解】

まだ6月ですが、季節性インフルエンザワクチンの接種について、日本ワクチン学会の見解が発表されました。

http://jsvac.jp/pdfs/JSVAC_2020-21flu210622.pdf

以下、簡潔に解釈したものです。

1) 昨シーズンの流行規模が非常に小さかった

今年は、インフルエンザに対する感受性者 (免疫がなく、感染するリスクの高い人)の増加が危惧される

ウイルスの種類は違いますが、RSウイルスは、昨年の流行がなかった分、今年は大流行が見られております。また、本来は2歳未満がかかるものですが (ほぼ100%が2歳までに1度は感染する)、3~5歳の感染例も見られています。

2) 日本ワクチン学会では、生後 6 か月以上のすべての人に対するインフルエンザワクチンの接種を推奨します、

3) 接種回数と接種間隔について:13 歳以上の方は、1回接種を原則としています。
生後 6 か月以上 ~13 歳未満の小児は 2~4 週の間隔で2回接種です。ただし、海外では、9歳以上は1回接種が適切と示しております 。

 

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海外でも同様の心配がされていますね

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