講演「読解に必要な力」を視聴して

先週は、大阪医科薬科大センターの読解力をテーマとした講演を視聴しました。

まずはやはりアセスメントが重要で、語彙、文、文章のどこでつまずいているのかをアセスメントしないといけません。語彙の弱い子は、擬音が多い, 概念化でつまずく (例.

ちょうちょ, バッタなど虫の種類を答えましょうという課題で、ニジイロクワガタとクワガタの種類を答える), 読めても意味が分からないなどの特徴があります。でつまずく子は、助詞の活用や受動・使役の使用などでつまずきます文章でつまずく子は、「これ」「それ」など指示代名詞が指すものがわからない段落や文章の構成が分からない問題文で何を聞かれているのか、どう答えれば良いのか分からない、という特徴があるようです。アセスメントツールが6つほど紹介されましたが、当院で現在実施可能な物は1つだけでした😥実際の指導方法についても説明がありますが、生徒が分からない時のスモール・ステップでの対応法のアドバイスや生徒に質問の仕方を教えることがどの段階でつまずいている生徒にも重要です。文や文章でつまずている子は、問題文を理解できているかどうかの確認も重要です。テクニカル的な部分では、答えを問題文の疑問詞や指示代名詞にいれ、文章が成立するかどうかを確かめる (例.これを渡したのこれがさすものは何ですか? 答え:本 本を渡した→成立する!)、「それ」「これ」は前の文章に答えがある、が印象的でした。

外来で文章題ができない、という悩みを相談されることが少なくないのですが、当院の外来だけで対応するのは現時点では不可能と思いました。専用の学習塾を作るしかないのかな。北海道で大学講師をしている中高の親友のH君が退職して一緒に立ち上げてくれないかなァ。彼の責任感と面倒見のよさはこの分野に絶対にむいているはず。英語のできる彼の奥さんにも力になってもらえば夢が広がるのだが😁