継続は力なり

電球などよりも省エネで長寿命な青色発光ダイオード (LED)証明の実用化に成功し、2014年にノーベル物理学賞を2014年に受賞した赤崎勇さんが4月1日に92歳で死去しました。

赤崎さんは1973年頃、青色LEDの開発を本格的に始めました。世界では60年代の終わりころより、窒化ガリウムを使った青色LEDの開発が進んでいたが、技術的に難しく、多くの研究者が見切りをつけていきました。70年代半ばには、他の材料が研究の主流となり、海外の研究者からは「君、まだ窒化ガリウムの研究なんてやっているの?」とあきれられたこともあったようです。それでも、赤崎さんは、「一般向けの製品に使うには、長時間安定して動作するタフな材料でなくてはならない」という信念から、硬くて丈夫な窒化ガリウムにこだわり続け、失敗を繰り返してもあきらめませんでした。そして、ついに1985年窒化ガリウム良質な結晶を作りだすことに成功し、不可能を覆しました。赤崎さんは、各種賞を受賞したのは60歳を過ぎてからであり、自らを「研究者としては晩生」と語り、2014年にノーベル物理学賞が決まった際には「少しサプライズ」と

控えめに語ったそうです。

今、取り組んでいる事に結果が出なくても、信念を持ち、あきらめずに継続することって大事ですね。もし、やりたい事をあきらめそうになっているお子様がいたら、ぜひ、赤崎さんのことを話してあげてくださいね。