新型コロナ感染対策へのご協力お願い致します

新型コロナ感染症の発生数が緊急事態宣言後も減少が明らかでない状況を受けて、1/16 (土)の診療後に、カンファレンスをし、新型コロナ感染症拡大対策を見直しました。

感染対策は、何でも厳密に行うのではなく、新型コロナウイルスについて、これまでに分かっている事を共有したうえで、根拠に基づきかつポイントを押さえた対応(尾身先生の言葉をお借りすると急所を押えた対応)を心がけております。

1.院内が密になってきたら、院外でお待ちいただきます

新型コロナウイルスに感染しても、発熱はない場合や無症状の場合も少なくありません。一番の感染対策は、密にならないようにすることです。これまでは、希望の方には、受付に声をかけていただれば、順番が近くなった時に、電話連絡をする対応をしておりました。今後は、院内の込み具合により、受付スタッフより院外でお待ちいただくことをお願いする場合があります。診察の順番が近くなったら電話連絡いたします。

2.発熱がある場合、以下に該当する方は必ず事前にご連絡をお願い致します。

・ご家族や周囲に新型コロナウイルス感染者と濃厚接触者がいる

・家族にカゼ症状の方がいる場合 (発熱でなくても)

・中学生以上

小児では、保護者からの家庭内感染が80%以上を占めることが明らかになっています。そこで保護者の方のカゼ症状に重点を置きました。中学生は行動範囲が広いので、より注意が必要と考えております。

3.換気の頻度を増やします

電車でのクラスター発生がないのは、常に換気しているからと考えられます。待合の窓や入り口の開放頻度を増やします。それに加え、東京都の救急車にも搭載されているオゾン発生器で対応いたします。待合が少し寒くなる可能性がありますが、ご理解・ご協力のほどよろしくお願い致します。

4.マスクは、不織布マスクを鼻まで覆った状態でご来院ください

少なくとも保護者の方は不織布(ふしょくふ)マスクでお願いします。

不織布マスクとは?不織布って何?製法や医療用マスクの種類について解説します|朝日衛生材料 (asahi-eizai.com)

理由は、感染するリスク、感染させるリスクが布マスクやウレタンマスクと比べて低くなるからです。

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Care Netより患者さんへの説明資料として提供

また、マスクは鼻までしっかり覆いましょう。

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5.院内での会話は最小限でお願いします

久しぶりに会った友達や園のママ友とはついお話ししたくなってしまうと思います。

大変申し訳ありませんが、感染拡大リスクのため会話は最小限でお願い致します。

6.外にも消毒液を設置します (準備できるまで少しお待ちください)

7.付き添いの方は最小限でお願い致します。

 

なお、待合での仕切りや受付へのビニールシートは設置しません。そこで空気が停滞することによるエアロゾル感染のリスク、こども達が触れることによる接触感染のリスク

などデメリットの方が大きいからです。

 

ご不便をおかけすることがあるかと思いますが、新型コロナウイルス感染対策へのご協力よろしくお願い致します。