ゲーム依存症~大人がこどもに対してできること

先月の20日までWebで配信されていた日本児童青年精神医学会のシンポジウムで、愛知県医療療育総合センター中央病院の吉川徹先生の発表「子どものICTリテラシー向上のために大人ができること」より学んだことを記事にします。記事というよりメモ状態です。メモの字が汚くて読み取れない部分がたくさん😭

 

ICTとは「情報通信技術」、リテラシーとは、物事を正確に理解し、活用できること」です。

ICTリテラシーとは、1) 使える, 2) 使い過ぎない、3) 安全に使う

大人が教えられるのは、態度と学び方だけ

 

子どものLINEから離れられないのは、楽しみだけでなく、取り残される恐怖や不安も存在。

今の子ども達は待ち合わせ場所や時間を決めない。Zenlyという位置情報により、会いたいときに会う。待ち合わせって気を遣うじゃん。

 

ネットやゲームを自律して使えるようになるには~ 小さいころから教育してきたから, おしまいが上手になったから, 大人が手伝ってくれるから

 

ゲームで課金が必要→どうやってネットでお金を稼ぐ?

ネットせどり :インターネット上のオンラインショップから商品を仕入れて販売する

アフィリエイト:成果報酬型の広告

アンケート

e-スポーツ  etc  

 

子どものICTリテラシーは身につかない

誰も教えないから、偏った情報から学ぶから

大人が知らないことが子どものネットとゲームのトラブルの原因?

まずがICTのことを知ろう、身近な詳しい人を確保しよ

こどもがゲームのどこを気に入っているか聞こう

子ども達はICTを使って創っている~創作として見る

例.マインクラフトやあつ森など

ICTを使ったコミュニケーションについて

対象の制限, 匿名・ハンドルネーム, 非言語的コミュニケーション

 

知識を持ったうえでこどもと相談する

~約束を守りたいと思ってもらうために、隠さなくてもよいと信頼してもらう、

いざという時に頼りになると信頼してもらえる

 

ネット世界の事件を食卓の話題にしよう総務省インターネットトラブル事例集

000681954.pdf (soumu.go.jp)

 

子どもに守らせることができる約束を設定しよう

守られていない約束は、約束がないより悪い状態

ネットやゲームを敵視した約束は守らせにくい

子どもの実感と異なるから

守らせる大人の時間・気力・体力・経済力を確保しよう

ペアレンタルコントロール ペアレンタルコントロール | IT用語辞典 | 大塚商会 (otsuka-shokai.co.jp)

 

約束は見直していこう。小さい頃は厳しく、大きくなったら緩く

子育ての大原則と一緒

 

約束は先回りをしよう、与える前が大事、約束の後付けは難しい

 

リアルの生活, 仕事や趣味を楽しむ、大人の姿を見せよう

 

(コメント)

全てが勉強になりましたが、ゲームのことを理解することと、そのうえで子どもと一緒にルールを決めて、守らせていくことが大事なんですね。私は小学校の時は、ファミコンも買ってもらえませんでした。中学になり、小遣いでゲームボーイを買いましたが、両親のゲームに対する理解はなく、1週間に30分と厳しく制限されていました。そんなの守れるわけなく、隠れてやるようになってしまいました。さらに高校生の時は、塾の費用を、授業には出ず、ゲームセンターにつぎこんでしまいました(もう時効ですよね)。もう約30年も前ですが、親が対応に失敗した1例ですね😊