たすく研修会より~聴覚過敏の対処法/バスは難しい

9/26(土)は、午前診療→カンファレンス→大和こどもクリニック内覧会→たすくWeb研修会への参加→ワクチン接種→たすくWeb研修会に戻ると、盛沢山でした。

 

たすくの研修会は、支援技術とフェーディングについてがメインテーマでしたが、一番大事なところがワクチン接種の時間帯で参加できませんでした😭

しかし、2つほど勉強になったことがありました。

 

1つは、聴覚過敏の対処法です。自閉スペクトラム症の方は、聴覚過敏を有する方が少なくありません。それに対して、一般的な書物には、耳栓, ヘッドフォン, イヤーマフなどで対応しましょう、などど記載されていますが、代表の斎藤宇開先生より、

「聴覚過敏に聴覚系の対応では不十分」というコメントがありました。触覚, 視覚, 嗅覚, 味覚など他の感覚への強い刺激が有効な様です。

これは、明日からの診療に役立てていきたいと思います。

 

もう1つは、障害を有する児も、将来の自立のために1人で通勤・通学の練習をしていくのですが、電車よりバスはハードルが高いようです。うまくいくには、バス会社・バスの運転手さんを味方につけることがポイントですが、なかなか難しい。親の会で結束や

行政の力をお借りすることも大事ですが、まずは一般の方に障害について知っていただくことが大事だと思います。