子ども達の創造力はすごい

3月のある木曜日のこと。3歳の息子と一緒に近所の小さい公園に遊びにいきました。

息子と木の枝で地面に絵を描いていたところ、擦り傷がいっぱいの男の子とその子のお姉さんが「遊ぼ~」とやってきました。近所に住む、新小3のYちゃんと新小1のY君です。2人は約2mぐらいのロープをもっていました。

まずは、縄跳びで遊びましたが、息子は当然できません。そしたら、その様子をみて綱引きに変えてくれました。息子はなかなか力があるので、6歳児相手でももしかしたら?と期待していましたが、あっさりと負けてしまいました。

今度は、息子の乗る、三輪車の前にロープをつけて引っ張って走り出しました。なかなか激しく、大丈夫かな?と心配しましたが、息子は私と遊ぶときには見られない、はじけた笑顔を見せていました。

その後は、お花を摘んでミツをすったり、はっぱを笛みたいにならしたり、色々な遊びが展開されていきます。

その後、Y君が、「海賊船ごっこ」をやろうと言い出しました。私はどうやってやるの?と思ったら、滑り台を海賊船に見立てました。そして、Y君は「キャプテン」と名乗り、Yちゃんは「アメール」と名乗りました。おじさんも名前を考えてと言われたので、「フック船長」といったら、Y君から、「船長は1人だけだから、おじさんはフック」と怒られてしまいました。息子にデイズニーの海賊アニメの主人公の「ジェイク」と付けたら、兄弟は「いいね!」と言ってくれたのですが、肝心の息子は「イヤだ」と言ったので、「曹操」(私の好きな三国志の英雄です。中国大陸の2/3を支配しました)としたら、いつもは嫌がるのに、それでいいと受け入れてくれました。でも、この後、どうやって遊ぶの?と思ったら、ロープを船の碇に見立てて、

「出航だ~」「到着だ~」と言ったり、海で溺れたように見立てて、ロープをなげてひきあげごっこをしたり、陸についた時は宝物探し(公園に落ちているきれいな石を探す)をしたり、海の怪物と闘ったり(当然、私が怪物役です。カニになりロープを切ろうとしました)盛りだくさん。

私はもっても30分ぐらいかなと思っていましたが、あっという間の2時間で、

子ども達の遊びを創造する力に感心しました。

翌朝、目覚めたら筋肉痛でした。

今は、新型コロナの影響で、外出がままならない状況ですが、こういうときこそ、遊びの創造力を鍛えたいなと思います。