裏・感染症情報

今週のインフルエンザ情報について報告します。

 神奈川県内のインフルエンザ流行状況は横ばいです。

流行状況は、「定点医療機関」という、集計に協力している医療機関からの報告数

で把握されます。そして、流行の程度は、「定点あたり報告数」という「定点医療機関からの報告数÷定点医療機関数」で表されます。例えば、ある地域で、5つの定点医療機関からの報告数が80であった場合、80÷5=16で、定点あたり16”と表現されます。

 

当院の診療域は厚木保健所管轄ですが、第3(~1/19)は、定点あたり17.41で、第2(~1/12)と比較して、減少傾向であったようです。

なお、大部分がA型で、例年2種類流行しますが、今年はA/H1 pdmという1種類の流行です。(昨年はA型に2回感染した方もいましたが、今年はそのリスクは少なそうです)

 

その他、今週 (1/201/25)の当院では、院長が感染症情報で記載されているように、インフルエンザよりもむしろ、ウイルス性胃腸炎が多かったです。また、マイコプラズマ感染症, ヒト・メタニューモウイルス感染, 水痘, 溶連菌感染症もそれぞれ約5名いました。