さがみ虹色ネット

11/22(金)の夜にさがみ虹色ネットに参加してきました。

 さがみ虹色ネットとは、主に相模原市内の、医師, 学校教員, 心理士, 作業療法士, 福祉関係など、多職種で行われる、発達に特性のある児童に対しての事例検討会です。

相模原療育園の細田のぞみ先生が10年以上前に立ち上げた伝統ある勉強会です。

 これまで、小児精神神経学会や自閉症スペクトラム学会などで、多職種連携についてのセッションに参加したものの、言われなくてもわかるありきたりな内容ばかりで、自分の地域でどのように立ち上げていけば良いか分からず、悩んでいたところ、細田先生に誘っていただき、先月、今回と参加させていただきました。

 1人の児童について、1回2時間、2回に分けて検討します。初回は、参加者から質問や意見を集めつつ、児童の特性のアセスメントを行い、短期・長期目標のたたき台を考えます。そして、2回目で、短期・長期目標をより明確にし、具体的な支援策を考えていきます。

 会はとても熱気があり、2時間があっという間でした。私自身も、色々な視点での意見が新鮮で大変勉強になりました。事例を提示してくださった先生の、最後の、すっきりした表情も印象的でした。

 

仕事が終わってからの会なので、motivationの高い方ばかりでした。このような方達と一緒に過ごす時間は、とても刺激になりますし、自分が磨かれるような気持ちになります。

 

自分の診療地域、座間市, 海老名市, 綾瀬市でもこういった会を立ち上げられるといいなと思います。いや、5年以内に立ち上げます!